宮崎県の口蹄疫問題で、政府現地対策本部長の篠原孝・農林水産副大臣は26日、県内全域の移動・搬出制限区域が、早ければ7月16日午前0時に解除できるとの見通しを示した。
国の防疫指針で、感染(疑いを含む)した家畜の処分を終えた翌日から21日間、新たな感染がなければ制限は解除される。家畜の感染に伴う処分は24日、最後の西都市と高鍋町で完了したことで、発生した5市6町の計19万9293頭がすべて終了した。また19日以降は新たな発生もない。
ただワクチン接種した家畜の処分が25日現在、2万4267頭残っており、制限解除は、これらの処分が条件という。