6月22日放映の『開運なんでも鑑定団』において私が鑑定をした将棋盤です。
写真をご覧いただけると紋が直されていることが解ります。
熊澤良尊氏のブログ及び日本将棋会長米長邦雄氏は、これが治されてはいないとして、私の鑑定に対し誹謗中傷を致しております。
熊澤氏は、この「紋」が平文(ひょうもん)あるいは「キリガネ」という金の板により作られており、「紋の手直しは無い」としておりますが、写真でご覧戴けます様に悪意を持って手直しがされている物です。
そのような、「手直し」がされていなければ、歴史的にも文化的にも非常に価値の高い品物として評価をすることが出来た物です。なぜ、彼らはこれが手直しがされていないと発表をしているのでしょうか?不思議でたまりません。彼らは現在のこの姿を見ているのでしょうか。
彼らが「手直し」が無いとする根拠はどこにあるのでしょう。「手直し」がされる前の姿を見ているからでしょうか。であるとすると、この「手直し」は、この2年間の間に行われたのでしょうか?
熊澤氏が、ブログで書かれているようにこの紋が「平文」あるいは「キリガネ」で細工がされているとすると、それは金の板状の物を裁断して「紋」として貼り付けていることになりますが、写真からは、ただの「金箔」を乗せ、それが剥がれてしまっている事が容易に見て取れます。なぜ、「平文」あるいは「キリガネ」で細工をしてあるなどと、でたらめなことを述べて番組や私の鑑定を中傷されるのかが解りません。また、日本将棋連盟会長の米長邦雄氏が、自分には関係の無いことに対し、ご自身のブログにおいて私の鑑定に不服があるようなことを書かれるのでしょう。不思議なことです。