サッカーW杯・南アフリカ大会決勝T1回戦(26日、ウルグアイ2−1韓国、ポートエリザベス)失望が相手に付け入るすきを与えたのか。韓国が開始5分で得た直接FKを託されたのは、ナイジェリア戦で華麗なFKを決めた朴主永。これがポストに嫌われると、3分後にはぽっかり空いた左のスペースをウルグアイのスアレスにこともなげに突かれ、先制を許した。
後半23分、奇誠庸のFKのこぼれ球に反応した李青龍が同点弾を決めたのもつかの間。今度はペナルティーエリア外での注意を怠り、またもスアレスに決勝点をたたき込まれた。
2002年日韓大会では、同じ決勝トーナメント1回戦のイタリア戦が物議をかもした。敗れたイタリアへの不可解な判定に、審判買収疑惑まで浮上。主将の朴智星が「02年に準決勝まで進めたのは単にホスト国だったからじゃない。それを証明したい」と語ったように、8年越しの汚名返上を誓っていたが、むしろ前半終了間際に相手のシュートを手で止めた奇誠庸のハンドが見逃されるなど、有利な判定を白星に結びつけられなかった。
朴智星を筆頭に、今や欧州で活躍する選手のアジア最大の供給源となったが、守備の選手で名を連ねるのは、FWからサイドバックに転向した車ドゥリくらい。ひのき舞台で弱点をあぶり出され、韓国の挑戦は終わった。
李青龍
「ウルグアイはいいチームだった。結果は残念。同点に追いついてから、たくさんチャンスがあったのに決められなかった。試合に負けたので、ゴールの意味はあまりない」