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党首級続々 京熱く 参院選

6月26日23時19分配信 京都新聞

 参院選京都選挙区(改選数2)では、選挙序盤から党首クラスの幹部が続々と京都入りしている。京都は近年、民主、自民両党が議席を分け合ってきたため、両党とも幹部の投入は少なかったが、今回、民主が2人を擁立したほか、みんなの党も参戦。これが刺激になって、自民が26日に石破茂政調会長を投入し、みんなの党の渡辺喜美代表も街頭に立った。27日には共産党の志位和夫委員長が入るなど京都を舞台に早々と党幹部たちの熱い舌戦が始まった。
 「厳しい選挙なんです」。正午前、激しい雨に見舞われた京都市伏見区の商店街で、自民の石破政調会長が現職候補とともに歩きながら、買い物客らに握手を求めた。
 京都選挙区は2001年選挙から民・自で議席を分け合ってきたため、1人区に力を注ぐ自民は京都への党幹部投入は少なく、07年選挙でも終盤に党幹事長が入った程度だった。
 しかし、今回は6候補が立つ混戦。特に、同じ保守地盤にも照準を合わせるみんなの党が、自民を離党した元衆院議員を比例代表に擁立したほか、選挙区に新人を立てた。危機感を持った党府連は知名度の高い石破氏に早々と応援を要請。午前10時から午後8時まで京都に張り付き、29日にも石原伸晃元国土交通相が入り、みんなの党の比例候補の地元伏見区を中心に街頭演説を行う予定。
 みんなの党も、自民を意識して早くも渡辺代表を投入。下京区の京都駅前で比例候補と、公示日前日の23日に立候補を表明した新人候補と並んで応援演説に立った。知名度のある同党の比例候補も続々と投入する。
 一方、民主党は、現職候補に長妻昭厚生労働相ら菅内閣の閣僚やジャーナリストの田原総一朗氏らを応援弁士として投入する予定。新人候補には、参院選挙対策本部の実質トップの石井一党副代表が公示日の24日に入り、27日には新党大地の鈴木宗男代表や河村たかし名古屋市長も駆けつける。
 混戦模様で当選ラインが下がると見ている共産党も、「6年ぶりの議席奪還のチャンス」として、序盤から幹部を投入する。24日に市田忠義書記局長が来援し、27日には下京区の四条河原町で志位委員長が新人候補と並んでマイクを握る。中盤以降に志位委員長が再度京都入りする予定。

最終更新:6月26日23時19分

京都新聞

 

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