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ジャルジャル、次はNY笑かす スポニチに凱旋報告

スポニチ社員とともに写真に収まるジャルジャル(中央2人)

◆ 英ロンドン公演が大成功 ◆

 お笑いコンビ「ジャルジャル」の後藤淳平(26)と福徳秀介(26)が26日、大阪市北区のスポーツニッポン新聞社を訪れ、19日夜(現地時間)に開いた英ロンドン公演について報告した。吉本興業所属コンビとして初めて開いた海外単独コントライブは大成功。2人は「またやりたい。岡田ジャパンとともに頑張っていく」とサッカーW杯で進撃中の日本代表に続く、海外での知名度アップに燃えていた。

◆ 福徳「いろんな所でしてみたい」 ◆

 言葉の端々に手応えがにじむ。ロンドンのお笑いファンを沸かせ、スポニチに“がい旋”したジャルジャルは今後の世界進出に意欲的。福徳は「今後はニューヨークや以前、住んでいたカリフォルニアなど、いろんな所でしてみたい」と目を輝かせた。

 数年前から温めていた海外ライブ案が3泊5日の強行日程ながら、ようやく実現。渡英すると自らビラを配ってPRした。ただ、幼少期を米国で過ごし「日本語より先に英語を話し始めたけど今は忘れてしまった」という福徳と「海外は中国に1回行っただけ」という後藤は悪戦苦闘。福徳は「かみ合わなくて、やばいなと思った」と振り返る。

 しかし翌日、180人収容のロストシアターは英国人でほぼ満席。「ソワソワするのが嫌やから早くやりたい」(後藤)と独特の緊張感に包まれながらも「言葉が伝わらない分、表情や動きをオーバーにした」(福徳)おかげで爆笑を誘った。「理解不能者〜野球部入部〜」「サイン長い奴」など12本の厳選ネタを終えると、会場全体から拍手が1分近く続いた。

 ささやかな打ち上げの後、充実感いっぱいの福徳がホテルに戻ると姉からメールが届いていた。ライブと同じころに日本で生まれた赤ちゃんを抱く姉の写真が添付されており「1人で泣きそうになった」と二重の喜びに浸った。

 後藤は「レギュラー番組を聞かれてイギリスの番組がひとつ入ってたら面白い」とレギュラー出演の野望!?を吐露。「日本でコントをやる時に知らず知らずのうちに片言になってたらごめんなさい」とすっかり感化された様子だった。

[ 2010年6月27日付 ]

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