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きん枝氏にエール「三枝とかいたらあきまへんで」

雨の中、必死に演説する桂きん枝候補(左)と、応援に駆けつけた桂三枝
雨の中、必死に演説する桂きん枝候補(左)と、応援に駆けつけた桂三枝
Photo By スポニチ

 落語家の桂三枝(66)が26日、参院選(7月11日投開票)に民主党の比例代表候補として立候補した弟弟子の桂きん枝氏(59)の応援演説に駆けつけた。雨天の中、神戸市内で街頭演説に立ち「どうか、きん枝を国会へ」と、有権者に訴えた。また、「投票では、三枝と書いたらあきまへんで」と笑いを取り、きん枝氏の演説について「ユーモアが欲しいですね」と“ダメ出し”をしていた。

 三枝が選挙の候補者の応援に入ったのは、98年の参院選に出馬した西川きよし以来で、12年ぶり。街宣車の上で激しい雨に打たれながら演説する弟弟子に横から傘を差しだし「どうか、きん枝を国会へやってほしい」と声を張り上げた。そして足を止めた約100人の前で頭を下げた。

 「投票日にはどうか、きん枝と書いてください」と、真剣な表情で演説。続けて、ちゃめっけたっぷりに「三枝と書いたらあきまへんで」と付け加え、笑いを取ることも忘れなかった。

 鳩山政権末期に低迷した民主党の支持率は菅政権にかわってV字回復したが、26日までに各報道機関が発表した最新の世論調査結果では党の勢いはここにきて失速気味。きん枝氏の選挙戦も苦戦が予想され、三枝は「兄弟子として来ました。(選挙に)通るか通らないかが一番心配」と語った。その上で、有権者の反応に「きよしさんほどじゃないですけど、温かく迎えられているように思います」。

 また、「子供たちに未来を」と力強く訴えたきん枝氏の演説について「最初はどうなるかと思いましたが、うまくなってきた」と“及第点”。ただ、「もう少しユーモアが欲しいですね」と、落語家として学んだ話術を生かすようアドバイスを送った。

 その後、きん枝氏は商店街を練り歩き、一部からヤジを浴びても、握手を求めながら“地上戦”に徹していた。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年06月27日 ]

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