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【北朝鮮問題】

「第2の朝鮮戦争が起こり得る」 北の労働新聞主張

2010年6月25日

 【ソウル=城内康伸】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は朝鮮戦争開戦60年を翌日に控えた24日の論説で「朝鮮半島には第2の6・25(朝鮮戦争)が起こり得る危機一髪の事態がつくり出されている」と主張した。朝鮮中央通信などが伝えた。

 緊張を高めることで内部結束を図り、韓国や米国を中心にした北朝鮮に対する制裁措置が強化されるのをけん制する意図があるとみられる。

 論説は、韓国の李明博(イミョンバク)政権が軍哨戒艦沈没事件を契機に「新たな戦争挑発」を極度に強めていると非難。「朝鮮半島には今、ささいな事件によっても、瞬時に軍事的衝突と全面的な核戦争が起こり得る情勢がつくり出されている」と主張した。

 

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