Angel Beats!・第13話・最終回
Angel Beats!は私が考えた様な邪悪な物語ではなくて、極めて素直な話だった。音無と協力してみんなを成仏させ始めた天使は実は冷酷な天使が猫を被っていた訳でもなく、ゆりが渚カヲルのPCをぶっ壊して目覚めたら実は現実世界に戻ったと言う訳でもなく、全ては描かれたとおりだった。そして今回の最後の最後、奏が「ありがとう」を言って消えた後、音無は悲しみのあまり二代目のAngel Playerのプログラマーになるなんて事もなかった。しっかり次の世界で再開がある様な、ゲームでありそうな終わり方だった。
まあこれは私の見方が疑心暗鬼すぎたから、こう言う素直な流れでそれはそれで良かったのではないかと思う。終盤がちょっと安易かもと言うのはあっても。卒業式は直井が泣いたのが一番きたなあ。こいつめ、「女の泣き顔なんて見たくない」なんて言いながら泣きやがって、素直じゃないんだから。
最終回でゆりがいやいや\(>x<)ω\(>x<)ωいや~んな女の子になったり、奏が鼻歌を歌う子になったりしたのはちょっと違和感があったなあ。
でも天使ちゃんかわいいよ。
直井、ゆり、日向が成仏したあとで残った奏に音無がふたりは消えないでこのまま残らないか、お前が好きなんだと言ったのはどうかと思った。音無、お前が来るずっと前から奏はひとりでこの世界に延々と居たのをもう忘れたのか。
しかし奏は嫌なそぶりも見せないで成仏する道を選んだよ。しかも自分が音無の臓器移植を受けた子である事を明かして。そんな繋がりがあったのか。
と言う訳でAngel Beats! 全13話の終わり。
序盤で文句を言って離れた人、文句を言い続けてそれでもずっとまとわりついていた人、一方で天使ちゃんマジ天使に萌えた人、色々居たと思うが、私は中盤までかなり楽しめた。終盤の締め方はどうかなと思うが、最初に書いた様に、あまりひねた見方をしちゃいかんとも思う。ただ、やっぱり渚カヲル君は安易な感がぬぐえない。
ともかく天使ちゃんはかわいい。
音無には勿体ないw
ユイも良かった。
日向には勿体ないww