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【芸能・社会】

金髪殺人犯 妻夫木聡 映画「悪人」完成会見

2010年6月25日 紙面から

 俳優妻夫木聡(29)の主演映画「悪人」(9月11日公開)の完成会見が24日、東京・有楽町のペニンシュラ東京で開かれ、妻夫木のほか、深津絵里(37)、岡田将生(20)、満島ひかり(24)、樹木希林(67)らが出席した。

 原作は芥川賞作家・吉田修一氏の同名作品。妻夫木は、片田舎に住む土木作業員である孤独な殺人犯を、金髪に染めて演じた。李相日監督が「フラガール」以降、初の長編映画として4年ぶりにメガホンを取った。

 妻夫木は「初めて自ら望んでやらせていただいた役。違う自分に出会いたかったのかな」としたうえで、「撮影の最後まで(演技に)悩み続けたし、やりきれているのかというのもわからないが、自分としては新しいスタートみたいな役」とアピールした。

 タイトルに絡み、自分が悪人だったと思う体験を問われると、妻夫木は「それは言えませんよね〜」と、笑顔でしっかり回答拒否。

 岡田は「中学のとき、英語のカンニングペーパーをつくってた」、満島は「小4でおねしょしたとき、弟がやったことにした」と告白し、樹木は「私の存在そのものが悪人」と笑わせた。

 また、サッカーW杯についての質問に、妻夫木は「何としてもデンマーク戦に勝ってほしい」と力を込めたほか、「カメルーン戦は家で一人で見た。あんなに家で一人で絶叫したのは初めて」と答えた。

 

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