高山善廣がＧＨＣ王者杉浦に挑戦　７・１０ノア有明大会

　ノアの創立１０周年大会第１弾（７月１０日、東京・有明コロシアム）で行われるＧＨＣヘビー級、同ジュニアヘビー級２大タイトル戦の調印式が２４日、都内の事務所で行われた。

　ヘビー級は、杉浦貴（４０）に“帝王”高山善廣（４３）が挑戦。高山はかつてのタッグパートナーである杉浦を見下すように「スギからベルトを取るのも悪くないな。１０周年だし、久しぶりに欲がわいてきた」とニヤリ。アロハシャツ姿でノーフィアー節全開だ。受けて立つ杉浦は対照的に、ネクタイ、スーツ姿。「殴ってけって、思いっ切りブチ投げるだけ」と言葉は少なかったが、３度目の防衛に自信をみなぎらせた。

　ジュニアヘビー級は王者金丸義信（３３）−挑戦者丸藤正道（３０）の、ノアマット初対決のカード。丸藤は新日本のプリンス、デヴィットに敗れてＩＷＧＰジュニア王座を失ったばかりだが、「おれ自身楽しみにしていたカード」と気持ちを切り替えていた。　（門馬忠雄）