岡田監督 決勝T見据え仮想パラグアイと対戦
日本代表の応援ソングを制作することになった「EXILE」のHIRO(左)と談笑する岡田武史監督
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日本サッカー協会は24日、来年2月2日に行われるキリンチャレンジ杯(大分)の対戦国が南米のベネズエラに決まったと発表した。6月のW杯1次リーグでは南米勢と対戦しない日本代表だが、岡田武史監督(53)は決勝トーナメントに進出した場合にF組のパラグアイと対戦することを想定したことを強調。まずは1次リーグ突破が大前提だけに、大いに疑問の残るマッチメークとなった。
対戦相手にベネズエラを選んだことについて岡田監督は「(1次リーグを突破したら)パラグアイの可能性がある。そう(仮想パラグアイと)書いてもらってもいい」と、決勝トーナメント進出を想定したマッチメークであることを明かした。
オランダ、カメルーン、デンマークと同じE組に入った日本代表が1次リーグを勝ち進むと、決勝トーナメント1回戦でF組のチームと対戦する。そのF組でイタリアとともに1次リーグ突破を有力視されているのがパラグアイ。指揮官にとってベネズエラは仮想パラグアイという位置づけだったようだ。
ただ、主力が出場するW杯イヤーの“初戦”は当初、仮想オランダ、仮想デンマークとなる欧州勢と親善試合を組む方向で調整していた。実際、日本サッカー協会はウクライナと交渉を進めていたが、主力のシェフチェンコ(ディナモ・キエフ)の来日が確約できなかったことから交渉が決裂。また、アフリカ勢に関しては「(9月に)ガーナとできたのが大きなポイント。ガーナはカメルーンに似ているから」(岡田監督)とし、アフリカ勢とのマッチメークも模索しなかった。
FIFAランク50位のベネズエラは、W杯南米予選は8位ながら本大会に出場する5位・ウルグアイとの勝ち点差は2。10月14日の最終戦でもブラジルと引き分けている。原博実強化担当・技術委員長も「ブラジル戦で出た選手が来てくれる。いい試合ができる」と実力に問題はないことを強調した。しかし、2月の段階で決勝トーナメントを見据えたマッチメークをする必要が本当にあるのかどうか。捕らぬたぬきの皮算用とならなければいいのだが…。
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