マラドーナ監督「歴史をつくる戦い」頂点を視野に…アルゼンチン
サッカーのW杯南アフリカ大会の決勝トーナメント1回戦でメキシコと対戦するアルゼンチンのマラドーナ監督が試合前日の26日、プレトリアで記者会見に臨み「選手は集中力を維持し続けている」と2大会連続の8強入りに自信をのぞかせた。
低かった前評判を覆し、1次リーグを3連勝で突破。同監督は終始リラックスした表情で、オランダに関する質問が飛ぶと「オランダと決勝で当たる可能性のことかな」と笑わせた。会見場は約150人の記者であふれ返り、注目度の高さをうかがわせた。
メキシコには前回大会の決勝トーナメント1回戦で2―1と勝利。過去の対戦成績も11勝10分け4敗と相性がいい。メキシコ開催の1986年大会で、現役時代のマラドーナ監督が「5人抜き」「神の手」の伝説をつくったゆかりもある。
「歴史をつくるための戦い。選手はわたしが何を求めているか完ぺきに理解している」。指揮官は86年大会以来の頂点を視野に入れているようだ。(共同)
[2010/6/26-22:42 スポーツ報知]