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イラク帰還兵がテント村で交流

イラク戦争に派遣された元アメリカ軍兵士が、普天間基地の移設問題で揺れる名護市の辺野古を訪れ、戦争は多くのものを失うなどと訴えました。
名護市を訪れたのは、イラクからの帰還兵、アッシュ・ウールソンさんで、(28歳)26日、辺野古地区で基地の移設反対の運動をしている人たちや県内各地から集まった市民らとの交流会に参加しました。
大学の学費を返済する目的で陸軍の州兵に入隊し、2003年からおよそ1年間イラクに派遣されたウールソンさんは、「イラクでは、子どもや女性など住民がケガをしていても上官から助けるなと指示された」などと証言しました。
そして、「戦争に参加した自分を許すことができない。イラクの人々も私たち帰還兵も多くのものを失った。今でも戦争は何のため、誰のためなのかと自分へ問い続けている」と語り戦争で失うものの大きさを訴えかけました。
大宜味村から参加した女性は、「戦争からの帰還兵が、平和を求め取り組むことはとてもいいことですね。」と話していました。
基地の移設が検討されている辺野古周辺を見て回ったウールソンさんは、「沖縄の人たちが、望んでいないアメリカ軍基地は存在すべきではない。基地の建設は、沖縄の美しい自然を破壊するもので、アメリカは基地を造りたいなら国内に造るべきだ」と話していました。

06月26日 22時44分

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