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事件6時間前に話していた「車で突っ込んでやろうか」

 広島・マツダ工場の無差別殺傷事件で、殺人未遂などの疑いで逮捕された元期間従業員引寺利明容疑者(42)が、事件の約6時間前の22日未明、「車で(マツダに)突っ込んでやろうか」と知人に話していたことが26日、分かった。

 広島市内の量販店で包丁を購入したのは、知人に会う約5時間前の21日午後7時半ごろだったことも、広島県警の捜査本部への取材で判明。捜査本部は、これらの過程で犯行の意志を固めていったとみて、前後の詳しい行動や動機の解明を進める。

 知人によると、引寺容疑者が知人宅に現れたのは事件当日の22日午前1時ごろ。「仕事に行っている間に誰かにアパートに侵入され、家具の配置がかえられている。怖い」と、4月9日の110番で訴えたのとほぼ同じ相談をしたほか、マツダでの人間関係についての悩みも漏らし、「車で突っ込んでやろうか」と話した。

 話の信ぴょう性がよく分からなかったため、知人は「まず警察に相談してみたら」と助言した。引寺容疑者は「話せて良かった」と言い残し、約30分後に帰ったという。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年06月26日 17:22 ]

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