口てい疫の影響 学生支援策を
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口てい疫の影響 学生支援策を

6月26日 4時20分

口てい疫の影響で保護者の収入が減少し、学費の滞納や中退を余儀なくされる大学生が出るおそれがあるとして、文部科学省は、全国の大学や短大に学生に対して、授業料の減免や奨学金などの支援策の活用を促すよう求める通知を出しました。

今回の口てい疫の影響で、文部科学省は、保護者の収入が減少し、大学の授業料を滞納したり、中退を余儀なくされたりする学生が出るおそれがあるとみています。このため、文部科学省は、全国の大学と短大に対して、各大学がそれぞれ行っている経済的に苦しい学生を対象にした授業料の減免や、奨学金制度の活用を学生に呼びかけるよう求める通知を出しました。また、大学生の3人に1人に奨学金を貸し出している日本学生支援機構は、保護者の収入が激減した学生を対象に設けている緊急の奨学金制度の利用を広く呼びかけているほか、口てい疫の影響を受けて来年春の大学を目指す高校生については、奨学金の申し込みを通常より3か月延長して、ことしの10月下旬まで受け付けることになりました。