06/26 00:18 更新
筑紫野市の水道企業団発注の工事をめぐる不正入札事件の裁判で、企業団の元課長に有罪判決が25日言い渡されました。判決によりますと、山神水道企業団の元工務課長、高木哲郎被告55歳は2006年の企業団発注工事の入札で、筑紫野市の元市議や元副市長らと共謀し業者側に設計価格を漏らしました。福岡地裁は「被告人は無罪を主張するが、捜査段階の供述調書の任意性に問題はない」と認定。「公の入札の競争性を害した犯行は悪質」として懲役8カ月執行猶予3年の判決を言い渡しました。