デンマークを破って決勝トーナメント出場を決め、喜ぶGK川島(中央左)、稲本(同右)ら日本代表イレブン。右手前は肩を落とすデンマークのトマソン=24日、ルステンブルクのロイヤルバフォケング競技場で(河口貞史撮影)
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【南アW杯本社取材団】サッカーの第19回ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で、日本は24日(日本時間25日未明)、ルステンブルクのロイヤルバフォケング競技場で、デンマークと1次リーグE組の最終戦を行い、3−1で快勝した。2勝1敗の勝ち点6で同組2位となり、2002年日韓大会以来2大会ぶり2度目、海外開催のW杯では初の決勝トーナメント進出を決めた。
決勝トーナメント1回戦では、F組1位のパラグアイと29日午後4時(日本時間同11時)からプレトリアで対戦する。
引き分けでも決勝トーナメント進出が決まった日本は、前半17分に本田圭佑(CSKAモスクワ)、同30分に遠藤保仁(G大阪)がともにFKを直接決めた。PKから1点返されたが、後半42分に岡崎慎司(清水)のゴールで突き放した。日本の1試合3得点は4度出場のW杯で最多。通算成績は4勝2分け7敗となった。E組では、オランダがカメルーンを2−1で破り、3連勝で1位通過を果たした。
25日はG組のポルトガル−ブラジル、H組のチリ−スペインなど4試合があり1次リーグが終了。16強が出そろう。
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