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法人税の税率


法人税の税率の説明法人税の税率は、「
原則30%」となっていますので、法人税の税額計算(算出)方法によって求められた「課税所得」にこの30%を掛けることによって税額を計算することができます。

ただすべての法人に対して「30%」の税率が課せられるわけではなく、一部の法人の場合は税率が軽減されています。

-法人税の税率-

・普通法人・・・「
原則30%

・資本金が1億円以下の普通法人(中小法人)の場合・・・「
課税所得が800万円以下の部分については22%(800万円を越える部分については30%)」

・協同組合等・・・「
すべての所得に対して22%

・公益法人・・・「
原則非課税ですが、収益事業による所得がある場合は収益事業の所得に対して22%」(⇒収益事業

・公共法人・・・「
非課税

・人格のない社団等・・・「
課税所得が800万円以下の部分については22%(800万円を越える部分については30%)」

以上のように、一部の法人の場合は税率が軽減、または非課税となっています。

例えば、「資本金8,000万円・課税所得2,000万円の中小法人」の場合・・・

「800×22%+(2,000-800)×30%=536万円(税額)」

となり、この税額から、「各種税額控除・法人税の中間納付分」を差引いた額が最終的な税額となります。

「課税所得×法人税率-各種税額控除-法人税の中間納付分=税額」

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