保守系団体メンバーら、北朝鮮向けビラまき60万枚

 23日午後、「国民行動本部」や「対北朝鮮風船団」など保守系団体のメンバー約200人が、江原道鉄原郡の白馬高地で、60万枚のビラをくくり付けた風船を北朝鮮へ向けて飛ばした。

 国民行動本部などは、6・25戦争(朝鮮戦争)が北朝鮮の南侵によって起こったこと、韓国海軍哨戒艦「天安」の沈没事件、1990年代半ばから後半にかけ、北朝鮮の住民300万人が餓死したこと、北朝鮮による日本人の拉致、金正日(キム・ジョンイル)総書記のみだらな私生活、北朝鮮の住民の決起を促す内容など、計25種類のビラ60万枚を用意し、10個の風船にくくり付けて北朝鮮へ向け飛ばした。

 当初、100個の風船に600万枚のビラをくくり付けて飛ばす計画だったが、この日は風が安定していなかったため、10個の風船に60万枚のビラをくくり付けることにしたという。

 国民行動本部のソ・ジョンガプ本部長は、「『天安』の沈没事件以降、国防部は北朝鮮に対する宣伝放送を再開すると言っているが、まだ何ら動きを見せていない。6・25戦争の開戦から60周年を迎えるに当たり、北朝鮮の南侵や『天安』の沈没事件に対する懲らしめとして、ビラを飛ばした」と説明した。

アン・ジュンホ記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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