街頭で名刺を配る江本孟紀氏=東京・池袋
第22回参院選が24日公示され、プロ野球・阪神などで活躍した江本孟紀氏(62)は、国民新党から比例代表で出馬。東京・有楽町で第一声を上げたあとは、都内各所を精力的に遊説した。
夕方に池袋で亀井静香代表(73)らと演説した際には、すでに声はガラガラ。「寝癖のオヤジ・亀井代表に『何をひっこんでる。まだ働ける』と言われ、その言葉で目が覚めました」と一度は政界を退きながらも、再び出馬した理由を熱弁した。
巨人で活躍した堀内恒夫氏や中畑清氏ら、プロ野球界出身のライバル候補がひしめく今回の選挙戦。「戦うからにはみんなが敵。野村(克也)さんや安藤(統男)さんは『巨人に負けたらアカン』とさかんに言ってくれてます」と闘争心を燃やしていた。