盗難車の解体や薬物取引が不法滞在の外国人によって行われている可能性が強いとして、全国の警察が初めて「ヤード」と呼ばれる中古車の解体作業所への一斉捜索や立ち入り検査に乗り出しました。

 立ち入り検査が予定されているのは、約440カ所のヤードです。また、東京や神奈川など15カ所で盗品等譲り受けなどの疑いで家宅捜索が行われています。警察庁によると、ヤードは全国で1400カ所が把握されていて、愛知や神奈川など港がある県に集中しています。一部のヤードでは、盗難車の解体や薬物取引が不法滞在の外国人によって行われるなど犯罪の温床となっているという指摘もあり、警察庁は、違法性があれば積極的に取り締まりを行うよう全国の警察に指示していました。

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