栃木県足利市で赤ちゃんが相次いで骨折させられた事件で、再逮捕された28歳の女は、わずか15分ほどの間に連続して犯行に及んでいた可能性が高いことが分かりました。
無職の五月女裕子容疑者は先月26日、足利市内の子供洋品店で、生後2カ月の男の赤ちゃんを抱き上げ、左足のすねを骨折させた疑いで21日朝に身柄を宇都宮地検に送られました。五月女容疑者は、同じ日に別の女の赤ちゃんの足を骨折させたとしてすでに起訴されていますが、その後の調べで、2つの犯行は同じ店でわずか15分ほどの間に行われていた可能性が高いことが新たに分かりました。警察には「女に赤ちゃんを抱かせたらけがをした」という被害相談がほかにも十数件寄せられていて、関連を調べています。