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パチンコブーム火付け役 正村商会が自己破産へ

 パチンコ店経営の正村商会(名古屋市)が自己破産申請の準備に入ったことが25日分かった。弁護士に処理を一任しており、名古屋地裁に近く申請する見通し。創業者の故正村竹一氏は現在のパチンコ機の基礎をつくったことで知られる。帝国データバンクによると、負債は約11億6400万円。

 帝国データによると、正村商会は1941年創業。竹一氏が戦後、パチンコ玉が予想外の動きをする「正村ゲージ」というくぎの配列法を考案。戦後のパチンコブームに火を付けた。現在のパチンコ機にも正村ゲージが生かされているという。

 正村商会はパチンコ業界の競争激化で客数が低迷し、名古屋市内にある店舗を既に閉じた。新潟県妙高市の赤倉温泉で運営している「ホテル太閤」も近く営業を終える見通し。ホテルの営業譲渡先を探すという。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年06月25日 16:53 ]

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