最高速度は在来線最速の時速160キロ。成田空港と都心を最短36分で結ぶ京成電鉄の新型スカイライナーの試乗会が行われました。
東京の都心と成田空港を結ぶ京成電鉄の「新型スカイライナー」が報道公開され、試乗会が行われました。新型車両は、およそ50分かかっていた日暮里と成田空港を最短36分で結ぶということです。
一部区間で在来線最速の時速160キロで走行し、成田空港行きは、ピークの時間帯には1時間あたり3本の運転が予定されています。車両のデザインを手がけたのは山本寛斎さんで、藍色と白を基調にした各車両内には、防犯カメラも設置されています。
試乗会には、千葉県の森田知事も参加しました。
「スカイライナーです。36分です。最高です」(千葉県・森田健作知事)
一方、JRの「成田エクスプレス」は、東京・成田空港間がおよそ53分ですが、JR東日本は、「ネットワーク性と車内設備などで対抗したい」としています。
新型スカイライナーの運転は来月17日から始まる予定で、日本の空の玄関を結ぶ鉄道の利用客獲得争いが注目されます。(23日17:27)