福岡県警の元警部補が、改造けん銃を所持していた罪に問われている事件の初公判で、元警部補は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
福岡県警捜査一課に所属していた元警部補、岡田好典被告(46)は、自宅に殺傷能力のある改造けん銃12丁を所持していたとして、銃刀法違反の罪に問われています。
21日の初公判で岡田被告は、所持していたけん銃の名称について検察官の読み間違えを指摘した上で、「それ以外は間違いありません」と、起訴内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で、岡田被告は中学生の頃から銃に興味を持ち、11年前にモデルガンを購入。その後、知人に改造を依頼して自宅で保管していた。自分のけん銃を自慢したいと考え、匿名でインターネットのブログで写真を掲載していたなどと指摘しました。
次回の公判は来月13日に行われ、岡田被告の妻や福岡県警の元上司が弁護側の証人として証言する予定です。(21日15:45)