NHK沖縄県のニュース　沖縄放送局

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宮森小墜落事故の刻銘板除幕

２５日、５１年前にアメリカ軍の戦闘機が墜落して児童など１７人が死亡したうるま市の宮森小学校で、これまで刻まれていなかった犠牲者の名前が新たに慰霊碑に刻まれ、除幕式が行われました。
昭和３４年６月３０日に、アメリカ軍の戦闘機が小学校の敷地に墜落し、あわせて１８人が死亡した宮森小学校では事故から４０年がたった平成１１年、亡くなった児童１１人の名を刻んだ慰霊碑が完成しました。
その後、遺族が同じように犠牲になった周辺住民などの名前も加えるよう求めてきたもので、事故から１０年以上たってけががもとで亡くなった当時の児童や学校の近くに住んでいて犠牲になったあわせて７人の名前が新たに加えられました。
２５日、小学校で行われた除幕式には児童や、遺族などが参加して、新たな名前が加わった慰霊碑に花を手向け、当時の教師や遺族でつくる６３０会の豊濱光輝会長が「あの日を忘れることはできません。１８名は平和のメッセージを送っていると思います」と語りました。事故で母親と同級生を亡くした当時６年生の金城秀康さんは、「この事故で亡くなった人間は児童でも市民でも変わりません。これでようやく母親に報告することができます」と話していました。

06月25日　20時27分

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