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あと 56日16時間10分44秒

読了したての本に星をつけて逝くスレ W  

▼ページ最下部
001 名無しさん (2009/08/26(水) 12:14:25 ID:gp7Kfn9E)
読み終わったばかりの本をことごとく個人的評価していこう よければレビューも
星五つが満点

☆     …残念ながら好みにあわず楽しめなかった
☆☆    …普通 良い暇つぶし
☆☆☆   …面白かったが再読はない 
☆☆☆☆  …またいつか再読したいほど面白かった
☆☆☆☆☆ …今までのベスト10に入るほど面白かった

前:http://bbs41.meiwasuisan.com/bbs/bin/read/book/1245080622/l50

002 名無しさん (2009/08/26(水) 13:00:33 ID:g9J7FZX2)
任天堂〜驚きを生む法則〜
★★★★
1000人に喜ばれてもその内の一人が
悲しむのは嫌じゃないですか。

この言葉で任天堂の娯楽会社としてのプライドを感じ
涙が出そうになった。
003 名無しさん (2009/08/27(木) 09:35:58 ID:Ekl7CM3w)
奥田英郎「ガール」☆☆☆☆

うまい。
女性の私生活を描写させたら山本文緒女史が一番(自分の中では)だと思ってたが
奥田氏のこれはその上を行ってる。帯に載ってる「じつは女じゃないのか」という
書評もうなずけたw 
読後がさわやか。相変わらず気取ったところがまったくない文脈も◎。
この本は三十代の女性におすすめしたい。同世代の男性が読んでもきっとおもしろいと思う。
004 エコ (2009/08/27(木) 15:48:56 ID:TBDnRbL2)
エコ的ポイントの凡例

☆☆☆☆☆(奇蹟)
☆☆☆☆(とんでもない傑作)
☆☆☆(傑作)
☆☆(なかなか素晴らしい)
☆(ぎりぎり合格)
★(ダメ)
005 エコ (2009/08/27(木) 15:50:16 ID:TBDnRbL2)
『グレート・ギャツビー』 ☆
フィツジェラルド, 野崎 孝

 パーティーのシーンはよく描けてた。読み終わってどこが印象に残ったか、なぜ「糞」と斬って
しまえないのか考えるとパーティーのシーンがよく描けてた。この作品を名作たらしめている東部
と西部の二重ビジョンなるものは野崎孝のヘタな翻訳ではストーリーテイリング出来ていなかった
と思う。野崎孝といえば『ライ麦畑でつかまえて』の名訳者であるが、この作品とは相性が悪かっ
たように思う。多くの登場人物が描き分けられていないのと、二重ビジョンを十分に反映出来てい
ない。原作自体の欠陥かもしれないが、女性が車の前に出た云々、ギャツビーとウィルスン云々の
部分は判然としない。僕は解説によって二重ビジョンがこの作品のテーマであり眼目であることに
気づかされたが、この作品の基礎知識がなければどの読者もわかるはずがない。説明されれば成程
と思える。野崎がわざわざ解説で小説の内容を再び読者に読み聞かせたのは訳不足の本著において
は正解である。失敗した翻訳を掴まされたわけだが、村上春樹訳は臭そうだから読まないし、この
作品に二度読む価値はないとも思う。
006 エコ (2009/08/27(木) 15:53:38 ID:TBDnRbL2)
『夜は短し歩けよ乙女』 ★
森見 登美彦

 人工的な甘味料でドロドロに味付けされた反吐が出るスイーツライトノベル。
とにかくあざとい。舞城とも共通するところだが、コピー世代の妄想力と小手先の器用さだけで
書いたものはラノベとしては傑作になろうと、文学作品としてみたら無惨な駄作である。つまり
土俵が違う。これをいかにも文学というふうに担ぎ出されたら、そりゃ直木賞の選考員のやつらも
閉口するだろうなと笑った。ちなみに文学賞ぶった斬りの2人はこれを絶賛している。これだけで
2人がどんな読み手かがわかる。
007 名無しさん (2009/08/27(木) 16:15:22 ID:HVO6cUxk)
ここはお前の読書履歴を晒すスレじゃないよ。
みんな迷惑してるからそろそろ自重して。
008 エコ (2009/08/27(木) 16:17:46 ID:TBDnRbL2)
☆の基準を独自のものにしてるだけでスレに忠実なんすけど?
009 名無しさん (2009/08/27(木) 17:29:49 ID:UGhh3jAg)
『お前の判断基準によって採点してる』時点でスレ違いだろ。
そんなことしたら、みんな手前勝手な自己基準で書いて、しっちゃかめっちゃかになるじゃねえか。
感想書く前に、>>1に書かれた判断基準くらいよめ。

ところで、夜は短し歩けよ乙女についてのレビューは賛同。
あざとい、小手先ってのは確かにそうだな。
俺って上手いんだぜ〜って感じで書かれた、いかにもラノベに毛が生えたような作品。
またはマンガで十分だ。

北方謙三評
「最後まで、私の心に食いこんでくるものがなかった。
この男女に、どう感情移入せよというのだ、という思いがつきまとまった。
才気は感じるが、ペダンチックな部分にも、私は馴染めなかった。」
010 名無しさん (2009/08/27(木) 17:55:08 ID:qxYJWdxg)
>>9

確かに!
どうしてもやりたいならスレを自分で立てたら!
そうしたら誰も文句言わないし、ここでは>>1
の基準に沿ってカキコしてるから。
傑作自体少ないのに奇蹟なんかねぇ〜だろ。
011 エコ (2009/08/27(木) 18:38:38 ID:TBDnRbL2)
お前らは妙な気を起こさず権威に弱いブランド志向の評価をしてればいい
俺は三島とか漱石とかを似非文学だと見抜いちゃうような読者だから
俺のやり方で評価するのが最も理にかなってる
まぁお前ら自分の評価に自信あるんなら俺の評価に囚われんな
俺の真新しい価値観に説得力を感じて脅威だと思うな
俺がすべての読者に言いたいのは、「正直になれ」だ
こう言える俺は、もちろん自分を「正直」だと思ってる
だからこその自信なのだ
012 名無しさん (2009/08/27(木) 19:09:35 ID:.pC8VFCo)
>>11
文章の中の俺が何個あると思ってんだよ。
自意識過剰すぎ。自重せよ。
013 名無しさん (2009/08/27(木) 19:20:04 ID:teZ4uW/E)
エコの登場で、このスレは品性のかけらもなくなりました
014 エコ (2009/08/27(木) 19:52:30 ID:TBDnRbL2)
文句あるやつはニコ生配信してやるからそこでぶつけてこい
015 名無しさん (2009/08/27(木) 19:54:38 ID:f7mFr4WA)
TBSは能力が無い人間が頭を働かせて失敗や駄作をみせつけてくれるテレビ局です
それで挙げ句のはてにゲイ脳人の人気だけでモツ番組を結局流して性交しているのが現状です
016 名無しさん (2009/08/27(木) 20:23:59 ID:HVO6cUxk)
ID:TBDnRbL2の振る舞いがひどすぎる、
さすがにこれは運営に通報しとくわ
017 名無しさん (2009/08/27(木) 22:00:28 ID:UGhh3jAg)
>>11
偉そうに書いててただの詭弁じゃねえか。
頼むから笑わすなよ。

「似非文学だと見抜いちゃうような読者」ってのは分かった。
「正直」な奴も嫌いじゃない。
けど、「自分のやり方で評価するのが最も理にかなってる」って思うなら、自分でスレ立ててそっちでやれよ。
時々、遊びに行ってやるからさ。
018 エコ (2009/08/28(金) 05:25:18 ID:U6WOr8Yg)
『ノラや』 ☆
内田百

 初・内田百閨B序盤のこなれた文章でひたすら猫を可愛く描写するところは、大家ぶった頑固ジジイの自己満足文章を
読ませられて気持ち悪いことこの上なかった。愛猫がいなくなって作者が傷心地獄に陥ってやっと
こっちも同情心をもってそこはかとなく憐れみながら読み始められる。しかし日記をそのまま写した
形式なので、短い報告文をいちいち区切る日付と天気の記録が野暮で、各駅停車の電車が停車と発車
を頻繁に繰り返すようでイライラする。「泣いた。」「電話があった。」などと似たような報告を
いちいちしてるだけの日記で金をもらってるところがいかにも大家ぶったジジイといった感じでいけすかない。
猫に関する電話報告があっても嫁や仕事中の弟子たちを当たり前のように酷使して、テメェは自分の目で
確認もせずに坐して報告を待っているだけ。「〜由。」という語呂の悪い文章をたびたび差し挟むの
も鼻につく。「ノラや」「クルやおまえか」の連発もあざとい。「ざまあみろ」と思いながら読むの
もありだろう。解説に付記された、当時読者から届いた手紙は非常に現実感があっていい薬味になってる。
「ノラちゃんはまだ帰っていませんか?」から始まる中年女性の自称小説好きっぽい文体の読者が寄越した
手紙は、作者や作者の猫に媚びたところなど今の読者とまったく変わらない気持ち悪さを持ってて不気味である。
 もしノラが見つかった時のお祝いの案内状としてヒャッケンが用意していたものがいい。差出し人がノラで、一人称が「僕」である。
 「僕ハ大自然ノ命ニ依ツテ暫ラク家ヲ空ケマシタガ、〜」
これにはあざとさを感じず現代的なセンスと可愛らしさを感じ、ジジイ、やるじゃないかと思った。
ちなみに僕自身猫を飼っていて、猫の犯罪的な愛くるしさを知っているので読んでいて涙が眼球を押し出して滲んできた。
女じゃねえんだからこんな小説如きで泣きはしないが。
019 名無しさん (2009/08/28(金) 09:12:55 ID:CFsPpAEA:DoCoMo)
「ノラや」はそんなにだめでしたか。
僕の積ん読リストの中の一冊なんだけど、期待度が少し下がったかな。
020 名無しさん (2009/08/28(金) 09:53:45 ID:hu3UbVdM)
のぼうの城 ☆☆☆
予約回ってきたから読んだ 前にここで言われた通り、歴史ものを
ふだん読まない人でも楽しめる
021 エコ (2009/08/28(金) 13:38:39 ID:U6WOr8Yg)
>>19
いや、大概の読者にとっては名作になるであろう小説
僕の場合は、太宰治が志賀直哉に対して感じた老大家くささを、この植木屋のジジイづらの内田ヒャッケンに感じて
どうにも意地悪くしか読めなかった
こんだけダメな部分を列挙していても★じゃないところに注目するべき
読みやすい部類に入るから先に読んじまうといい
022 黄色本 (2009/08/28(金) 17:23:00 ID:D5EwzTN6)
007 名無しさん (2009/08/27(木) 19:53:19 ID:sz/WaykE) お前が言うなや(笑)
007 名無しさん (2009/08/27(木) 19:53:19 ID:sz/WaykE) お前が言うなや(笑)
007 名無しさん (2009/08/27(木) 19:53:19 ID:sz/WaykE) お前が言うなや(笑)
007 名無しさん (2009/08/27(木) 19:53:19 ID:sz/WaykE) お前が言うなや(笑)
007 名無しさん (2009/08/27(木) 19:53:19 ID:sz/WaykE) お前が言うなや(笑)
007 名無しさん (2009/08/27(木) 19:53:19 ID:sz/WaykE) お前が言うなや(笑)
007 名無しさん (2009/08/27(木) 19:53:19 ID:sz/WaykE) お前が言うなや(笑)
007 名無しさん (2009/08/27(木) 19:53:19 ID:sz/WaykE) お前が言うなや(笑)
007 名無しさん (2009/08/27(木) 19:53:19 ID:sz/WaykE) お前が言うなや(笑)
007 名無しさん (2009/08/27(木) 19:53:19 ID:sz/WaykE) お前が言うなや(笑)
007 名無しさん (2009/08/27(木) 19:53:19 ID:sz/WaykE) お前が言うなや(笑)
007 名無しさん (2009/08/27(木) 19:53:19 ID:sz/WaykE) お前が言うなや(笑)
それら個人情報の取扱いにあたっては適正かつ厳重な保護管理を行う責任があります。
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023 名無しさん (2009/08/28(金) 17:34:13 ID:iyXePPrs)
それでも、警官は微笑う・・・日明恵

☆☆
余りにもネットで簡単にヒントを見つけたり、
警察機構を自分がよく理解してない為か、なんで
怒ってるの何に苦しんでるの?って疑問がわいて
前を読み返してもピンと来なかった。
でもラストは、ありきたりじゃなくてそちらは
中々よかったと思う。
でも警官微笑ってなかったと思うんだが、俺が
読みきれてないだけか?
024 名無しさん (2009/08/28(金) 19:16:18 ID:1YUb/hFQ)
イロモノ作品が多いメフィスト賞好きだから読んだけど、
いたって普通の警察小説だったなそれ
025 アンチエコ 001号 (2009/08/28(金) 20:56:13 ID:I0zYDDbA)

みんなで、エコのレスに削除依頼を出そう!

僕はエコさんの書評スレ以外のすべてに削除依頼を出しました。
026 名無しさん (2009/08/28(金) 22:34:46 ID:CFsPpAEA:DoCoMo)
「うつろ舟」 澁澤龍彦
☆☆☆☆

晩年の作品を8編集めた短編集。
美しくも凄惨なビジュアルが、短いからこそ心に刺さる。
特に気に入ったのは、花妖記・菊燈台・髑髏盃・ダイダロス。
どれも凄惨・陰惨・荒涼とした終幕にも関わらず、同時にそこにあるハッとさせる美しいイメージがたまらない。
澁澤龍彦はエッセイに神髄があるとされるが、僕はどうも小説の方が好きのようです。
初期の短編集は好みに合わなかったんだけど、これはとても気に入った。
027 名無しさん (2009/08/28(金) 22:37:47 ID:im44RC8E)
>>8
どこがスレに忠実なんだ?
ここは「読了したて」の本に星をつけるスレだぞ。
あんたは前スレから読んだことのある本を羅列しているだけじゃないか。
あまりに酷いんで、俺も運営に通報しとくわ。
028 (2009/08/29(土) 01:05:10 ID:LlsSQKMw)
削除
029 名無しさん (2009/08/29(土) 14:00:49 ID:pKFdspcw)
アイタタタ・・・
030 名無しさん (2009/08/29(土) 18:12:21 ID:dxqNfaKs)
俺も、通報しといた。

なんでエコとかいう、会話の通じぬ変人の宣伝場になってんだよ。
せっかくまともに書評を書いてたのに、台無しじゃねえか。
031 名無しさん (2009/08/29(土) 22:20:47 ID:/gDSeOlU:DoCoMo)
「岬」 中上健次
☆☆☆☆

閉じ込められるように濃密な血縁関係の中で、青年は悶え熱を帯び発火する。
人が人と共に生きると言う事の本質的な意味の様なものが、
狭い輪の中で暮らす人々の喜怒哀楽を通して鮮やかに切り取られている。
乾いたタッチで描写される潮岬の情景が、人間達のどろどろとした営みと対称的に
美しくかつ厳然たる存在感で目の前に迫るようだ。
032 エコ (2009/08/30(日) 00:24:57 ID:M/RiyOD2)
中上健次は『千年の愉楽』読んだが、文章のヘタさと内容の曖昧さ、物語のつまらなさ、土俗要素を取り入れた子供騙しの風格
というつまらない小説の要素がすべてつまってた
033 名無しさん (2009/08/30(日) 04:04:16 ID:nPOWOeU.)

君のスレの方がつまらない。
てか、君の存在がつまらない。
034 名無しさん (2009/08/30(日) 04:46:36 ID:rB5Bnyds)
エコみたいなやつは文芸同人に良く居るタイプだろ
好き嫌いじゃない、それはそういうもんとして受け入れればいいよ

俺なんかむしろ好きだな、こういうひねくれた奴
だって、いかにも文学青年って感じじゃない?
035 名無しさん (2009/08/30(日) 10:02:32 ID:VUlEFc6I)
エコって人、中二病なの?
036 名無しさん (2009/08/30(日) 11:18:50 ID:MGkaOezU)
>>34
けどな、>>31は「岬」について書かれてるのに、
同作者だからと言って別の作品を持ち出して、幼稚な批判をするのは、ただのアホだろ。

同じ人が書いても、作品によってもの凄く変化があるって事を、エコって奴は全然分かってないね。

コイツの評価作品を見ても分かるとおり、
「とりあえず有名だから読んでみました。面白くありませんでした、別の人のを読んでみました。」
ってのが透けて見えるじゃん。


ひねくれてるって言うより、>>35が書くようにただのガキ的思想しか持ってないの。
色々本を読んでいるようだけど、少しもそれらから汲むこともなく、批判しかしてない憐れなおっさん。

ここは、他人が挙げた感想を避難する場所ではない。

これ以上エコがのさばるようだったら、削除依頼を出して別スレ立てる。
037 名無しさん (2009/08/30(日) 11:55:16 ID:XN6L365g)
エコの登場でスレが台無しになったことガチ。もういいよおまえ来なくて。
038 名無しさん (2009/08/30(日) 15:08:20 ID:DFWIlF2Y)
「リアクション☆スター」

評価:☆☆

主人公は出川もしくは名倉がモチーフっぽい。
芸人のW杯に日本代表芸人として出場する話。
039 名無しさん (2009/08/30(日) 18:56:13 ID:nPOWOeU.)
マジメにレビューしてくれた人には申し訳ないけど
「読了したての本に星をつけて逝くスレ W」はやり直した方が良くないか?

このスレはもう、なんていうか
なかったってことで
040 名無しさん (2009/08/30(日) 19:28:58 ID:K7wljaos:DoCoMo)
いや、別に問題無いんよ。
岬のレビュー書いたもんやけど、
反論いうか、なんか返そう思てあまりに不毛だからやめたんよ。
041 名無しさん (2009/08/30(日) 19:41:10 ID:ImWwcjSo)
エコは普通にスルーで行きましょう。
ここのレスで次読む本決めてるんでお願いします。
ちなみに今は「海辺のカフカ」読んでます。
042 名無しさん (2009/08/30(日) 20:41:29 ID:tXqypHAU)
みさきあき 「バスジャック」 ☆
043 名無しさん (2009/08/30(日) 23:52:47 ID:3GXLOrqw)
>>1
そのスレ画のセンス何とかならんか
044 名無しさん (2009/08/31(月) 09:34:24 ID:q4F/Nxt2)
米澤穂信・・・インシテミル

クローズド・サークル物。
ん〜動機がイマイチよく分からん。
あれが動機なんだろうけど、少し無理があると思う。
んだが、どうだろう?

☆☆
045 名無しさん (2009/08/31(月) 11:59:34 ID:kzfsP2u6)
今野敏「同期」 ☆☆☆

かなり面白かった。アマゾン的な評価なら星四つ〜五つってとこだけど、このスレの基準なら
☆三つ。再読はたぶんないからね。でも警察小説好きなら読んで損なし!
046 名無しさん (2009/08/31(月) 22:34:14 ID:0PUrlU7.:DoCoMo)
「マイ・ロスト・シティー」スコット・フィッツジェラルド 村上春樹訳 

☆☆☆
再読もするとは思うんだけど、それは積極的にと言うよりは、
どっちかと言えばかなり暇潰しに近い物だろうと考えて☆を1つ減らした。

表紙の村上春樹訳の文字が作者であるフィッツジェラルドより「かなり」でかいのが笑えるw
しかし冒頭に前書きにしてはかなり長い「フィッツジェラルド体験」と言う
村上春樹によるフィッツジェラルド・ラブ!な一文もあり、編者でもあるため
それもまたむべなるかなという所かな。

読めば少しフィッツジェラルド(と村上春樹も)が好きになれますよ。少し悔しい気もするけど。
告白すれば村上春樹のグレートギャツビーもAmazonで頼んでしまいました。
047 名無しさん (2009/08/31(月) 22:58:40 ID:kvqOmHbI)
折角の良スレを台無しにしてる奴がいるな
エコのばかやろうは自分の行為が荒れる原因になっている事がわからないほどニブい奴だ

貴様のご高説は貴様のブログでやってろよ  んでそれ見ながらチンポしごいてろアホ

>>1
スレ画が変わったのは残念
048 名無しさん (2009/09/02(水) 16:13:06 ID:A.yYvmSw)
伊坂幸太郎・・・砂漠

この人の作品には必ずと言って良いほど
異能力者が出てくる。今回はサイコキネシス
超能力だな、でラストに絡んでくる。
だからかな、やっぱりラノベっぽいんだよね。
文体は嫌いじゃないけど。
☆☆☆
049 名無しさん (2009/09/02(水) 21:42:14 ID:Y5C.FGLg)
>>44
なんか続編がありそうな感じもするよね
050 名無しさん (2009/09/03(木) 14:39:32 ID:cPuFIf7U)
>>49
そ〜なんよ。この作家「ボトルネック」しかり
「犬はドコだ」しかり続編出来そうな終わり方が
好きみたいだね。おれっちはそんな終わり方余り
好きじゃ無いんだが、この人のは悪い気がしない。

藤谷治・・・いなかのせんきょ ☆☆☆

選挙がらみだから、あの手この手を駆使し、
田舎ならではのしがらみの中で孤軍奮闘する物語。
置き換えれば、今の日本を象徴するかのような
けして他人事ではない、本当に政治を行うのは
皆さん方ですよ・・みたいな。
最後に亡くなった奥さんに語りかける所は
短いながらこんな人生なら悪くないだろう
しかしこんな生き方は苦労するだろうと
ほろりときました。
051 名無しさん (2009/09/03(木) 21:55:30 ID:lJ6HGQGU)
皆さんにお相手して頂いてるエコさんはこんな感じの人なんです。
なかよし学級の子だと思ってどうか優しく接してあげてください。

10投稿者:エコ  投稿日:2007年01月05日(金) 16時52分08秒 ID:iIzgPecH
Hemingweyの小説は皆つまらん

11投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛アケオメー  投稿日:2007年01月05日(金) 21時34分21秒
Heming w a y な

6投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー  投稿日:2007年01月18日(木) 03時12分28秒
深淵を覗き込むとき、深淵もまたこちらを覗いているのだ

7投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー  投稿日:2007年01月18日(木) 03時30分35秒
>>6
なかなか良い言葉だね。出典はなに?

8投稿者:エコ  投稿日:2007年01月18日(木) 04時36分21秒 ID:iIzgPecH
ゲーテ

785投稿者:エコ  投稿日:2007年03月14日(水) 22時15分55秒 ID:iIzgPecH

(1) トムさんはどこに住んでいますか。
Where are Tom from?
(2) あなたはどうやって学校へ来ますか。
How do you go to school?
(3) ビルには何人の兄弟がいますか。
How many brother by Bill?
052 名無しさん (2009/09/03(木) 23:15:31 ID:TVCDr1z.)
もう、エコの話題でレス潰すのもバカらしいので、元のスレに戻そうや。

「アンブロークンアロー」 神林長平
☆☆☆☆
戦闘妖精雪風の第三作目。
JAMとの戦闘を期待していたが、なんか哲学的な話が続いて
読むのに集中力が要った。決して読みづらいわけではなく、
ぼーっと読んでいると訳がわからなくなってしまうw
そしてそのラスト、素晴らしい展開だった。
053 名無しさん (2009/09/04(金) 23:04:44 ID:bnXV6pbA:DoCoMo)
「グレート・ギャツビー」 スコット・フィッツジェラルド 村上春樹訳

☆☆☆☆

後書きで村上春樹が書いている、フィッツジェラルド及びグレート・ギャツビーへの濃厚な思い入れを読めば
気軽に軽々しいレビューを書き込む事すら躊躇してしまう。
もちろん、名訳と言わざるを得ない。
異論もあるだろうけど多少気迫の様な物も感じる。
読んでいる途中はもちろんそういう事はほとんど意識しないで純粋に物語世界に没頭できたけどね。
感傷的な第9章(最終章)が素晴らしい。
今夜はそれを味わえる幸せを噛みしめたい。
054 名無しさん (2009/09/05(土) 11:21:03 ID:lMJJjEzs)
いま会いにゆきます

☆☆

読後、東野の秘密みたいだなと思った
055 名無しさん (2009/09/05(土) 11:28:27 ID:Og5pfu4I)
「戦争の法」佐藤亜紀 ☆☆☆☆

N県がロシアの介入で日本から独立し、主人公はゲリラの一員となり生きてゆく。
その回想録のような感じの話。
なんか、設定からして胸躍るw
で、文章や言い回しが小気味良く、読んでいて面白い。
元々好きな作家なので星は甘めです。
056 名無しさん (2009/09/05(土) 16:30:09 ID:W9iTJyNw)
「夜のピクニック」恩田陸 ☆☆☆

期待してなかったけど良かった
恩田陸は当たり外れが多いというのが俺の印象
でも今回は今までで一番よかった
057 名無しさん (2009/09/05(土) 18:51:16 ID:NaHpJ3.M:DoCoMo)
>>56
完全同意。
六番目の小夜子だけ・・・?と思いたくなかったんで、
これでなんか救われた思いがした。
やっぱ学園物・女学生を描かせたらはまるよね。
058 名無しさん (2009/09/05(土) 19:05:56 ID:rnnjEoS6)
「ツ、イ、ラ、ク」 姫野カオルコ

☆☆☆☆

世界の中心で愛を叫んだりするのが嫌いな人向けの恋愛小説
と聞いていたが叫んだりするのが好きな人でも多分楽しめる
主人公の強固な批評意識が恋愛感情に押し流されるプロット
は一見するとベタベタ、だがそこにはタイトルにある三つの
読点、、、が忍んでいる。さすが姫野カオルコという仕上がり
直木賞落選
059 名無しさん (2009/09/05(土) 21:28:41 ID:NaHpJ3.M:DoCoMo)
「神の子どもたちはみな踊る」 村上春樹
☆☆

地震をお題にした短編集。
少し☆がカラいようだけど、別に面白くない訳じゃない。
話にムラがあり、また文庫の表紙デザインが暗いんで☆を減らした。
気に入った話は、「タイランド」と「蜂蜜パイ」。
特に蜂蜜パイは珍しく分かりやすい救いのあるハッピーエンドで好感が持てる。
逆に表題作は、カルトをテーマにしているが消化不足のイメージ。
後の3つは、いただけない。暗すぎる。
060 名無しさん (2009/09/06(日) 02:19:26 ID:a3LFZvD.)
>>57

六番目の・・・読んでないです
こんど読んでみます

恩田陸でいえば「ネクロポリス」もよみました
☆☆☆です

夜のピクニックからはガラッと作風がかわりますが日本を土台とした
架空世界の作品というものが大好きな自分としては結構たのしめました
たぶん好き嫌いがはっきりする作品だと思います
061 名無しさん (2009/09/06(日) 03:41:55 ID:8nGcnhCA)
自分は
「恩田陸は六番目の小夜子以外は読んじゃいけない」
という先人の教えを忠実に守っていました
いい機会なので他の作品も読んでみよう
062 名無しさん (2009/09/06(日) 03:49:47 ID:4B9BeVPM)
N○Kは何かと言葉の意味を含めそれを問題視するが
文字より、「番組制作におけるスタンス」が醜い。

ナニがウツクシイカワカリマスカ
063 エコ (2009/09/06(日) 04:20:58 ID:jbtmaYQg)
『夜のピクニック』は★
子供たちの描写に特別なリアリティもないし、退屈だぁ
ただVIPの小説スレでは割とよく挙がるから感度の低い人なら楽しめるかも
064 名無しさん (2009/09/06(日) 05:58:32 ID:jOxF7X1w:DoCoMo)
リアリティーが無いのは、心の中に響く物が無いからだろうね。

て言うか、やっちゃったなw
ネタかと思ったらマジでそんなステレオタイプな奴だったとは。
065 名無しさん (2009/09/06(日) 09:15:04 ID:ho8OlwZg)
>>63のエコのばか
きさまがくるとあれるからかきこむなってばか
066 名無しさん (2009/09/06(日) 09:15:09 ID:WyRzOYpY)
>>64さん、
スルーでお願いします。彼との論議は不毛です。
067 エコ (2009/09/06(日) 19:04:53 ID:jbtmaYQg)
絡むほうが馬鹿だろ
がむしゃらなら俺なんてぺしゃんこだったろうな
068 (2009/09/06(日) 19:57:13 ID:ho8OlwZg)
削除(by投稿者)
069 名無しさん (2009/09/07(月) 15:39:49 ID:MJb2ZDjA:au)
「風水街都香港」川上稔
☆☆☆☆

いやあ一回読んだだけでは完全には本編の過去に何があったかが理解出来ないですね
本文中にチラチラと出てくる過去を纏めて一冊出せるんじゃないかと思ったり
会話の掛け合いが好きな方や設定厨な方にオススメ
070 名無しさん (2009/09/08(火) 19:02:51 ID:tof/n3.Q)
天使のナイフ・・・薬丸岳

いや〜一気読み。設定がグッド。
中々最後まで読みきれなかった。
展開に告ぐ展開。久しぶりにおんもしれえ〜と
思えた作品。被害者と思えた人が加害者で
加害者と思われた人が・・・☆☆☆☆
071 名無しさん (2009/09/08(火) 19:30:48 ID:yp6f0yHQ)
>>58
落選かw
072 チュッ(  ̄(-*) チュッ (2009/09/08(火) 21:50:32 ID:n51MxYXQ)
☆☆☆☆☆ …今までのベスト10に入るほど面白かった
073 名無しさん (2009/09/08(火) 21:53:08 ID:sIMGSBDk)
Millennium 1〜3 ・・・スティーグ・ラーソン

1〜3それぞれ上巻はダラダラ読み。
なのに下巻は一気読み。
著者はスウェーデンの方、その為か登場人物の名前が長すぎる。
4の作成途中に著者は亡くなってしまわれた。

久しぶりに面白い本でした。・・・☆☆☆☆
074 名無しさん (2009/09/08(火) 21:57:57 ID:84ouhcPM)
海辺のカフカ  村上春樹

一言気持ち悪い。特に大島。

075 エコ (2009/09/08(火) 23:19:21 ID:ICz1yL4o)
>>69
タイトルが秀逸だな
藤沢周の『ブエノスアイレス午前零時』がよく秀逸なタイトルとして挙げられる

>>74
気持ち悪い以前につまらん
初村上春樹作品?
初期三部作はまともだから村上春樹が好きって台詞を言いたいならそれ読むとよろし
076 74 (2009/09/08(火) 23:42:52 ID:84ouhcPM)
嫌われエコさんアドバイスどうもw
077 名無しさん (2009/09/08(火) 23:58:43 ID:tiXi95qU)
1984年 ジョージ・オーウェル ★★★★★

予想してたのと違ったけど哲学的で面白かった。
動物農場も読みたい。
078 名無しさん (2009/09/09(水) 14:33:22 ID:6ARRYiPs)
エコも読んだ本いえよ
079 名無しさん (2009/09/09(水) 14:50:41 ID:CfcFWTqY)
『MBO』 牛島信 
☆☆☆


なーんか、主人公がどんどんと、キモくて自己中ないけ好かない奴になっていった・・・
080 名無しさん (2009/09/09(水) 15:58:52 ID:e.fZL2sE)
舞城王太郎・・・「煙か土か食い物」

な〜んかグダグダと家族との軋轢なんかを
並べているだけでち〜ともオモロ無かった。
舞城はもう結構です。
081 ドンフライ (2009/09/10(木) 17:22:33 ID:jZ68ExBQ:au)
仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか ☆

男のパワーダイエット ☆☆☆☆
082 名無しさん (2009/09/10(木) 18:26:00 ID:Fi6YZQOo)
大石圭・・・「人を殺すという仕事」

ホラーってやっぱり映像には勝てないかな。
星一個
083 名無しさん (2009/09/10(木) 20:23:43 ID:6.tt1Lpk)
>>82
途中、目を背けたくなるような場面はあったが、
特に捻りのきいた話でもないし、
黒幕(?)の正体もなんかアレだし、
その☆数は同意。
084 名無しさん (2009/09/11(金) 23:10:24 ID:a0OSatXc)
「わたしを離さないで」 カズオ・イシグロ 土屋政雄 訳
☆☆☆
キャシーは31歳になる「介護人」で「提供者」と呼ばれる人々の世話をしている。
同じヘールシャルムと言う名の施設出身で提供者であるルースとトミーの介護を
通して、キャシーの意識はヘールシャルムですごした過去へと還っていく。
そしてそこに現れるのは、深い驚愕と悲しみの真実だった・・・。
英国ブッカー賞作家による2006年の作品(同年ブッカー賞最終候補)

という事ですが、私にはちょっと・・・。
よく細部まで心理描写されていて退屈しないし世界観も完璧なんだけど。
ちょっと・・・な部分はネタばれだからやめとく。
受け付けない人も居るだろうと思ったらアマゾンのレビューに同じような
こと思ってる人居てワロタ。
085 名無しさん (2009/09/14(月) 19:19:34 ID:mCGa1obw)
恩田陸
6番目の小夜子

☆でした
086 名無しさん (2009/09/14(月) 21:09:57 ID:O9avMTx6)
新津きよみ『招待客』 ☆☆☆☆

角川ホラーなんだけど、ミステリーの部分で楽しめた。
オチがちょっとベタな気がしないでもないけど。
読んでる途中はそれにも気づかずに騙された。
087 名無しさん (2009/09/15(火) 17:55:49 ID:arUxPOdk)
荻原浩 「明日の記憶」

主人公が若年性アルツハイマーに罹り
記憶が失われていく物語。
同年代という事もあり、じんわりと
悲しみが伝わってきた。
☆☆☆
088 名無しさん (2009/09/15(火) 18:52:10 ID:JaNI7kOM:au)
「閉鎖都市巴里」川上稔
☆☆☆☆

文章が全て手紙や日記などで構成されていて初めはなんだこりゃあと思ったが別に読みにくいということは無かった
ある少女が人に近付くにつれ文章のルールを得ていく様はほのぼのして良い
欠点としてはまあ奇書に分類されるだろうことと、内面的な描写が多く会話の掛け合いが少なかったこと
089 名無しさん (2009/09/15(火) 19:54:04 ID:Jpi9.aOw)
哲学で自分をつくる −19人の哲学者の方法− 瀧本往人  ☆☆☆☆

ソクラテスからハイデガーに至るまでの19人の哲学者たちの思想にサクッと触れる入門書。
現代を生きる「私たち」の人生に哲学を活かすにはどうすればいいのか、という視点で
書かれているので、哲学書にしては読みやすかった。

「麺類と言えば?→スパゲティー/ラーメン/そば」から始まる哲学者相性チャートは
ある意味画期的だと思った。
090 名無しさん (2009/09/15(火) 21:46:10 ID:IQ/7ffhg:DoCoMo)
症例A
作者忘れた(今貸出中)
☆☆☆☆と半分
もし読むなら気をつけてね。のめり込むと頭変になりそう…是非映画化して欲しい。小雪、草脱ぎ、はるかタンで。
091 名無しさん (2009/09/16(水) 08:50:12 ID:dreeFGLk)
西澤保彦・・・神のロジック・人間のマジック

本格派は難しい。風呂敷拡げ過ぎて意味判らんくなるし、
途中グダグダだし読んでて辛い。
だったら読むな!って言われるな。

もう少し内面を描いた作品のほうが好きかな。
七回死んだ男は良かったんだけど。

☆☆
092 名無しさん (2009/09/16(水) 18:54:44 ID:kyJ9kY2E:au)
笑わない数学者
うんこ
093 名無しさん (2009/09/18(金) 15:02:25 ID:r1Y40qGU)
『スラムダンクの秘密』 ☆★★★★

ひどかった。
出版関係者でも井上雄彦の関係者でもなんでもなく
ただのファンがいろいろ考察した、というような内容。

ブックオフで支払ったのが105円だったのが幸い。
094 名無しさん (2009/09/18(金) 22:53:27 ID:mlTaiRvk:DoCoMo)
「インディヴィジュアルプロジェクション」 阿部和重
☆☆
渋谷を舞台にしたスパイ養成所出身の映画映写技師オヌマに降り掛かる数々のトラブル。
ヤクザ・昔の同僚が入り乱れ情報が錯綜する中、事態はとんでもない様相を見せはじめる。

まぁまぁ面白いとは思うんだけど、劣化しやすそうな作品と言うかリアルタイムで読んでなんぼの作品ぽい。
☆☆☆付けたいんだけど、やっぱ無理かな。
阿部和重が今一つ好きになれないのは、なんかねちっこい文体と読みにくい内容のせい?
一読して容易に把握しにくい構造だが再読する気にならない。
正直読んでてしんどい。
095 名無しさん (2009/09/19(土) 03:59:24 ID:QgbZ40Fc:DoCoMo)
佐野眞一『東電OL殺人事件』☆☆☆☆『東電OL症候群』☆☆ノンフィクション。日本の裁判制度とか外国人労働者についていろいろ考えさせられました。ちょいちょい著者の強烈な主観が入ってくるから苦手な人も多いかも。
096 名無しさん (2009/09/19(土) 17:14:26 ID:3t5CMPeY)
鏑木蓮・・・「エクステンド」

☆☆☆

自殺なのに他殺を思わせる女の死体、不審な第一発見者。
調査する内に15年前の失踪事件が絡んでくる。
事実を言ってるのは誰なのか。ミスリードがミスリードを呼ぶ。
中々手の込んだ設定が良かった。
題名のエクステンドは延びるという意味らしい。
生き延びようとしたのは、誰だ。
097 名無しさん (2009/09/19(土) 20:57:08 ID:4C4G0KHM:DoCoMo)
「今夜、すべてのバーで」 中島らも
☆☆☆☆

アル中だけで無く全てのアディクト(依存性)に対して福音を授ける優しい小説。
久しぶりに小説を楽しく読んだ気がする。
中島らもは小説家としては二流かもしれないがこの小説には
あほみたいに人生の授業料を払い続けた重みみたいなもんがある(ような気がする)。
098 名無しさん (2009/09/20(日) 06:01:11 ID:5uTAYXoE)
>>88
ラノベって数も多いしどんどん読み捨てされていくし
どこから手をつければいいのか茫洋としてるけど、これは面白そうだよね。
探してよんでみよう。なんか興味持ってしまった。
099 名無しさん (2009/09/20(日) 09:46:48 ID:BcsGgT5M)
>>88
>ある少女が人に近付くにつれ文章のルールを得ていく様はほのぼのして良い
なんか、アルジャーノンを思い出した。
100 名無しさん (2009/09/21(月) 00:26:22 ID:tuk7.TOM)
「終末のフール」伊坂幸太郎 ☆☆

もう伊坂幸太郎は卒業しようかなと思った
可もなく不可もなくって感じでした
101 名無しさん (2009/09/21(月) 01:56:14 ID:8Q.YlbTg:DoCoMo)
瀬名秀明の著作、読んだ人いますか? 『パラサイト・イヴ』とかなんだか取っ付きにくそうで何年も手がだせないでいます。
102 名無しさん (2009/09/22(火) 03:48:03 ID:y65Ukfpo:DoCoMo)
なんかの短編を読んだ事ある。
どの辺に取っ付きにくさを感じるのかわからんけど、
つまらなさそうと思うなら、やめたほうがいい。
間違いなく可もなく不可もない小説と思うよ。
瀬名秀明の全体的な印象は☆☆(普通・暇潰し)だ。 
103 名無しさん (2009/09/22(火) 04:02:26 ID:y65Ukfpo:DoCoMo)
「李凌・山月記他九編」(岩波)中島敦 
☆☆☆☆☆

純粋に今までのベスト10となるとなかなか選べないもんだけど、
これは間違い無くかなり上位に食い込んでくるね。
もちろん李凌・山月記は初読じゃないんだけど、
新潮文庫に納められている以外の小説はこれで初めて読んだ。
こいつはたまらん。みんな今すぐ読むべき。
ハードな文体とはこの事を言うんだ。 
目の前に刃物を突き付けられている様な白々した寒気がするようだ。
104 名無しさん (2009/09/22(火) 20:31:36 ID:2O6Qwd.I)
>>102
パラサイトイブはとっつきにくいことは全然ないけど、面白いかって言われると
微妙。薬学の専門家が自分の専門領域をネタに書いてるのに、そんなオチでいいのかよと。
105 名無しさん (2009/09/22(火) 20:56:15 ID:75K/MKJc)
>>104
何億年も前から知性があったくせにオスとメスの区別がつかなかったんだよなー
106 名無しさん (2009/09/24(木) 11:05:22 ID:Ori8DwF6)
花村萬月・・・「皆月」 ☆☆

浮気して金を持ち出し逃げ出した女房を追う旦那と
、義理の弟と何故かそんな旦那に惹かれるソープ嬢の物語。
特にどうと言う事は無いけど、SEXシーンは秀逸。
最後までドキドキしながら読んだ。こんな女の子がいたら、
俺も夢中になるかも。

東野圭吾・・・「流星の絆」  ☆☆☆

この人にしてはラストがすっきりして好きな作品。
引っ掛けもあるけど、ネタばればれでミステリー好きは直ぐ
気づくはず。ミステリーとしてはイマイチだけど、登場人物の
微妙なやり取りそして駆け引きが上手く書けてるから一気読み。
やはり上手だなっと感心したシルバーウィークでした。
107 名無しさん (2009/09/26(土) 08:45:10 ID:eWxOztww)
荻原浩・・・「ちょいな人々」  ☆☆☆

短編7作でできた一冊。
どれも面白い、待ち時間に読んでて、直ぐ吹き出してしまい
隣の人に変な目で見られた。でも構わず読んだ。

ほかに荻原みたいなユーモアセンス抜群で文体の軽い
作家知りませんか?色々目ぼしいのを読んだけど、これって
人に出会えません。レスと関係無いけど教えてちょんまげ。
108 名無しさん (2009/09/26(土) 23:14:35 ID:ZqbazFXg)
JD・サリンジャー・・・「ナインストーリーズ」☆☆☆☆☆

9つの短編集。どれもこれもすばらしい。ストーリーの核というものがなく
ただ会話をするだけの話が多い・・・しかし心の小さな動きや感情がとても繊細に書かれている。
109 名無しさん (2009/09/26(土) 23:57:40 ID:tRrfbEJA:au)
>>107
清水義範の「永遠のジャック&ベティ」、「蕎麦ときしめん」、「国語入試問題必勝法」etc
110 名無しさん (2009/09/28(月) 09:46:48 ID:7UMlAYGE)
村上春樹・・・アフターダーク ☆☆

初村上でした。特に面白いわけじゃないけど、
読むのが苦にはならない。むしろページは進む方。
こんな作家は初めてでした。
もう一冊位読んでみたいけど何がいいかな?
やはり「1Q84」

>>109
ありがとう。早速読んでみる。
111 名無しさん (2009/09/28(月) 14:54:47 ID:CFsPpAEA:DoCoMo)
1Q84は、まだ未完だから、どうせなら全て出揃ってからの方がいいんじゃない?
アフターダークから読んだんなら、「海辺のカフカ」なんかいいんじゃないかと思います。
112 名無しさん (2009/09/28(月) 20:27:01 ID:nwT3ZAsY)
上橋菜穂子「獣の奏者(闘蛇編、王獣編)」 ☆☆☆☆

個人的に上橋菜穂子作品が大好きで今回も一気読み
守り人シリーズといいこの人の作品には引き込まれる
ほかのファンタジー作品と呼ばれているものとは全然違う
ファンタジーというくくりに収めるのも違和感がある気がする

読書を本格的に始めたきっかけも上橋さんの「狐笛のかなた」でした
113 名無しさん (2009/09/28(月) 20:35:06 ID:CFsPpAEA:DoCoMo)
「怪感旅行」水木しげる ☆☆☆
妖怪博士水木しげる先生の不思議エッセイである。
戦時中のエピソードの数々が興味深い。
押し付けがましい死生観も無く飄々としている。
何気なく買ったわりに、楽しめた。
114 名無しさん (2009/09/28(月) 23:00:35 ID:sTvk7Uzg)
無人島に生きる十六人 (新潮文庫)
須川 邦彦(著)
☆☆☆☆
115 名無しさん (2009/10/01(木) 11:40:55 ID:iuJtPujM)
パパとムスメの七日間・・・五十嵐貴久

☆☆☆

ひょんな事で体が入れ替わった、パパとムスメの物語。
ムスメ目線の会社批判が、実に的を得て面白かった。
完全にお約束の中で物語は進むんでテンポ良くサクサク
読めた。
116 エコ (2009/10/02(金) 03:07:09 ID:po59JYJ.)
『終の住処』磯崎 憲一郎 ☆☆☆☆

一定のリズムで書かれた文章がややヒップホップ調で、メフィスト系の浮薄を感じたが、しかし
読んでみると文章が根付いている。テンポは速いが巧みな構成によって起承転結させてる。
サラリーマンの生涯をニヒルに、知的に仕上げている。難点は妻の予知能力の高さがリアリティに
支障をきたしていること。書き下ろしはゴミ。
117 名無しさん (2009/10/02(金) 22:28:24 ID:Luj6kBYA)
>>110
ブクオフ100円で、初期の「風3部作」
これを読まずして村上春樹を語ってもしょうがない
118 名無しさん (2009/10/03(土) 02:33:20 ID:NfkQENO.)
童話集 銀河鉄道の夜 他十四篇/宮沢賢治 ☆☆☆

初めて宮沢賢治を読んだけど、こういう風刺の効いた童話もいいね。
特にオッペルと象やねずみシリーズ、蜘蛛とナメクジと狸、ビジテリアン大祭、注文の多い料理店
が面白かった。けどほとんどの作品に(原稿○枚なし)(○字空白)の箇所が度々でてくるのが
気になったな。

それと驚いたのは「銀河鉄道の夜」は色々な出版社によって、ある挿話があったりなかったり、
最後の描写が全く違うことは今まで知らなかったわ。
調べてみたけど、宮沢賢治の弟と谷川徹三って人が編集したこの岩波文庫の方が今出回ってる
最終稿より色々な解釈できるからおススメかも・・・あとタイタニックの話が出てきたのは興味深かった。
それにしても所々、意味不明な言葉や造語が出てきたりして読みにくかったわ。

なぜこれほど長い間名作として読み継がれてきたのか正直分からなかった。
119 名無しさん (2009/10/05(月) 09:53:09 ID:mOPLE9HQ)
道尾秀介・・・『向日葵の咲かない夏』

分類はミステリーらしいが、内容はホラーだと思うけど。
何が言いたいのか良くわからなかったが、輪廻転生が
テーマかな?人は死んだらどうなるのか?その答えは?

☆☆

>>117
「1Q84」が売れすぎたせいか、近所のブクオフの105円
コーナーから春樹本はすべて消えた。前はあったのに・・・
よ〜し、図書館行ってみるか。
120 名無しさん (2009/10/05(月) 13:27:25 ID:A7VnGs7A)
☆☆☆☆ 吉原御免状   隆慶一郎
いやぁ、この方の著書初めて読みましたが最高です
他の本もさがしてみます
121 名無しさん (2009/10/05(月) 19:08:36 ID:NaHpJ3.M:DoCoMo)
>>118が何を言いたいのか正直わからなかった。
122 名無しさん (2009/10/05(月) 20:13:13 ID:fWkkE.8Q)
ノルウェイがおもろかったから、続いてねじまき鳥借りて読んだがわけわからんかった
ああいうのを純文学っていうのか? それから村上読んでないがこれだけ話題に
なってると1Q84読んでみたくなる
123 名無しさん (2009/10/06(火) 00:59:26 ID:jOxF7X1w:DoCoMo)
「フェルマーの最終定理」サイモン・シン著 青木薫訳 ☆☆☆☆
数百年もの間解けなかった数学界の難問に取り組んだ天才数学者の、
完全証明に至るドラマティックなドキュメンタリー。

一気読み。これは途中でやめられん。
内容もさる事ながら、圧倒的な、読ませる力を持ってます。
数学に興味の無い人でもぐいぐい釣り込まれる事間違いない。
124 名無しさん (2009/10/06(火) 16:04:24 ID:8nGcnhCA)
東野圭吾 「幻夜」☆

白夜行と火車のパクリみたいな話
読む必要なかった
東野圭吾にハズレなしが自分の中じゃ定説だったのに残念
125 エコ (2009/10/06(火) 17:50:39 ID:yFWXrLOA)
『日蝕』平野啓一郎 ☆☆☆

三島の再来というか、三島を凌駕している。三島由紀夫や開高健や中島敦など、神秘的な感覚ではなく、完璧な日本語を用いて
最高の文章を築こうと試みた似非小説家は数多いるが、おそらく平野啓一郎はその頂点である。
難解と聞いていたが、きちんと説明が織り込まれており、ひたすら堅い評論文とも違うし、自分言語で話す哲学者の文章とも
違うし、シュールを気取ったナメた作品とも違う。非常に読み易かった。深い思考もあり、いい文章である。
しかしこの作品は単なるファンタジーである。この物語の核心であり、クライマックスである「奇跡」が、作品をぶち壊しにしてしまった。
もっとリアリティのあるものを期待していたのだが。
126 名無しさん (2009/10/06(火) 22:49:13 ID:n41rjEfk:au)
怖い話と短い話/結城昌治


どれも先が読めてしまって詰まらない
中年の男の浮気話ばっかりでうんざり
127 名無しさん (2009/10/07(水) 00:28:36 ID:FNhOL4R.)
>>121
確かに読みにくいな、スマン

カラスの親指 by rule of CROW’s thumb/道尾 秀介 ☆☆☆☆

中年詐欺師二人に姉妹とその姉のインポの彼氏を加えての奇妙な共同生活の話。
リアルな人間描写も素晴らしいが、後半になるにつれ一気にテンポが速くなり
息も吐かせないほどの展開にハラハラしっぱなしです。
そのまま終わらせることもできたラストを完全にひっくり返したオチにはホント吃驚した。
オチには賛否両論あるだろうけど、登場人物たちが幸せならそれで満足かな。
128 名無しさん (2009/10/08(木) 09:48:33 ID:tof/n3.Q)
「遠まわりした雛」・・・米澤穂信

連作ものと知らず4巻目から読んでしまった。
「やらなくていいことはやらない。やらなきゃならないことは手短に」
を心情の主人公が、日常の中にある謎を解いていく物語。
氷菓から読んでみよう。

☆☆☆
129 名無しさん (2009/10/09(金) 09:43:18 ID:oRv8uCx.)
粘膜蜥蜴 飴村 行

かなりグロイけどエンターテイメントに徹した作品。
読み手は選ぶが、選んだ読み手は決して失望させない。三つの章に分かれており、それぞれが独立した
連鎖短(中)編として読むこともできる。どれもそれなりにグロイが、グロ一辺倒ではない懐の深さがある。
何でもありのグロは映画の「ブレインデッド」を彷彿とさせるが、ブレインデッドのスプラッターは度を
超えて現実感を喪失させていたが、これはなまじ筆力が安定しているので生々しい。ただ個人的にグロ度は
前作「粘膜人間」の方が上だと思った。ちなみに前作の世界観は踏襲しているが、物語的な繋がりはない。
130 名無しさん (2009/10/09(金) 21:28:37 ID:oRv8uCx.)
>>129☆つけ忘れた。評価は☆☆☆☆

ついでにもう一つ。

「雪冤」 大門剛明  ☆☆☆

横溝正史賞受賞のデビュー作。死刑制度と冤罪に挑んだミステリー。
デビュー作とは思えないほど安定した筆力とサービス満載のどんでん返し。横溝賞というよりは
江戸川乱歩賞に近い社会派ミステリ(しかも近年の乱歩賞よりも高レベル)。
ただ結びつく事件と事件の繋がりに気づく切っ掛けに疑問があったり、構成にこだわるあまり登場人物
の言動がややご都合主義であったりと難もある。かなりの力作であることは間違いないけど、その力の
入れようから、果たしてこの作者にこれ以上(というかいっそ「これ以外」)の作品が書けるだろうか
と危ぶんでしまう。
131 名無しさん (2009/10/11(日) 23:47:14 ID:ueKs5fxs:DoCoMo)
『ファツ・ヒバ 楽園を求めて』トール・ヘイエルダール ☆☆☆
文明から逃れるため、マルケサス諸島のジャングルの島「ファツ・ヒバ」に
やって来たヘイエルダールと妻リブの一年間に渡る冒険生活の記録。
若いヘイエルダールとリブは理想に燃える余り、やりすぎとも無謀とも言える冒険を続けるが、

この島での経験がその後のヘイエルダールのコン・ティキ号漂流記の原点となった。
しかしなんちゅうハネムーンなんだ。

内容には不足は無い。ただ、本作品の中では全てが未完結・未消化のまま終わる。
よって、コン・ティキ号漂流記やアク・アクに比べると読み物としてはどうしても少し落ちるかな。
その後のヘイエルダールの人生の原点と言うか導入部として読めば面白いと言える。
132 名無しさん (2009/10/13(火) 09:40:19 ID:9iI4g2Wg)
古処誠二 「UNKNOWN」

メフィスト賞らしからぬミステリー本。
密室も謎解きよりも誰が何の為にの方に
力点が置かれてる。
ただ、ミステリーには珍しく人が死なない。
為に物語は比較的静かに展開していく。
けど面白いのはやっぱ力があるからだろう。

☆☆
133 名無しさん (2009/10/14(水) 09:02:11 ID:2I2gCm7c)
荻原浩・・・「愛しのざしきわらし」

左遷先で引っ越した古家には、実は座敷わらしが住んでいた。
座敷わらしを通じて再びつながる家族愛がユーモアたっぷり
描かれている。
でも、座敷わらしには悲しい過去が。ほろっと泣いてしまった。

☆☆☆
134 名無しさん (2009/10/15(木) 14:14:22 ID:nSP0rsaE)
田口ランディ…「コンセント」

人間の精神に切り込んでいった作品。
導入部のミステリ調からうって変わって
終盤のお筆先かと思える様なパワフルな展開&文章。

人を選ぶ内容(特に終盤)だと思うけど、個人的に傑作。
美しく狂気。

☆☆☆☆
135 名無しさん (2009/10/15(木) 19:30:30 ID:1P8ZUzTs)
宮部みゆき 「模倣犯」☆☆☆

ふぅ、やっと読み終えた。
おもしろかった〜
作者は映画の出来にひどくおかんむりらしいがこの長編を2時間に
まとめろというのは無理だろう
一応映画も見てみようかな
136 名無しさん (2009/10/15(木) 20:01:42 ID:VrGt7odc)

早まるな。
せめて感動が消えてからにしろ。
怒りに変わるぞ。
137 名無しさん (2009/10/15(木) 21:19:21 ID:A7D0ZqgE:DoCoMo)
宮部みゆきは好きでなんやかや読み散らかしたけど、模倣犯は長すぎてなんか読む気がしないんだよ。
宮部みゆきのベストは?という問があったとして、模倣犯はどの辺に位置する作品と思う?
まじで正直な感想として。面白くない事はないと思う。宮部みゆきだし。
でも長尺の大作は、それが大作と言うだけでかなり評価割り増しになるからな。
138 135 (2009/10/16(金) 01:22:23 ID:NF26.zRs)
>>136
了解です。
>>137
第1部=被害者側視点
第2部=犯人側視点
第3部=〜犯人逮捕
と3つに分けられてるので長いけど全然飽きずに最後まで読めましたよ
寝ないですむんだったら一気に読みたかった
ミステリーと言うよりフィクションのドキュメンタリーみたいな感じ
「理由」「レベル7」よりおもしろくて「火車」よりビックリ度は少ない感じかなぁ
宮部みゆきは4つしか読んでないからあまり参考ならんと思うけど・・・
139 名無しさん (2009/10/16(金) 15:44:42 ID:mcK1wnJs:DoCoMo)
ありがとう。
レベル7はまぁ楽しめたと思う。
それより上ならいつか読む事もあるだろう。
宮部みゆきは作品ごとの質にあまりぶれがないから安心感があって好き。
140 名無しさん (2009/10/16(金) 22:25:24 ID:znO3ZsSM:au)
ハサミ男も映画はいまいちだったなー。
あの原作は映像化不可能だよね。
それでも模倣犯のひどさとはほど遠かったけどねw
141 名無しさん (2009/10/17(土) 18:25:02 ID:QP.BNH9.)
村上春樹-ノルウェイの森 ☆☆

叩かれるの覚悟で言うけど
えっ!これって官能小説?って感じだった
映画化するらしいけどR指定だろ
142 名無しさん (2009/10/17(土) 21:22:05 ID:4tCnthP2)
戸梶 圭太…「未確認家族」

読みやすく時間を取らなかったけど、
内容は陳腐で後半無理やり終わらせた感あり。

143 名無しさん (2009/10/19(月) 09:02:37 ID:3t5CMPeY)
清水義範・・・蕎麦ときしめん

司馬遼太郎の文体で猿蟹合戦を書いた「猿蟹の賦」は
最高に面白かった。
司馬さんのファンは一見の価値あり。

☆☆☆
144 名無しさん (2009/10/21(水) 09:20:30 ID:kLYfnDR6)
荻原浩・・・俺たちの戦争

☆☆☆
本人が見ても瓜二つの昭和19年と平成13年の
二人の主人公がひょんな拍子で入れ替わってしまった。
戦争を通じて現代の有り方を問題提示している。
SF物だけどラストはある意味怖いぞ。

↑ほんと「摸倣犯」は酷いよな。
あれを観てから原作付の映画は観たくなくなった。
でも「容疑者Xの献身」は良かったぞ。
主役は福山じゃなく堤だったが・・・
145 名無しさん (2009/10/22(木) 01:05:00 ID:hEuZJbx6)
匣の中の失楽/竹本健治 ☆☆

正直言って星は2.5ぐらい。
四大奇書にも数えられる本作。
現実に起きている事件かそれとも登場人物の一人ナイルズの書いた小説の中の出来事なのか?
みたいな感じで物語は進むけど、延々と登場人物たちが顔突き合わせて推理合戦を披露していく
描写ばかりで、ちと退屈。
小栗虫太郎とまではいかないがぺダンチックなところがちらほらとあって消化不良を誘発してしまう…

結局、謎なところはそのままで終わってる箇所もあってなんかがっかり。
146 名無しさん (2009/10/23(金) 01:07:31 ID:i8xCkjak)
宮部みゆき 「R.P.G」☆

エッ、そんなオチでいいの
子供だましじゃん

道中全く盛り上ることなく淡々と進みラストがこれじゃぁ納得できん
「模倣犯」面白かったのになぁ、ちょっとがっかりです
147 名無しさん (2009/10/24(土) 08:51:50 ID:Ori8DwF6)
伊坂幸太郎・・・オーデュボンの祈り

☆☆
シュールな展開と独特の語り口が面白いけど
流石に少々鼻につき始めた。
しばらく伊坂はいいや。
148 名無しさん (2009/10/24(土) 23:34:16 ID:COGklSJU)
「僕と『彼女』の首なし死体」白石かおる ☆

とことん合わない本だった。超然とした主人公の独白が延々と続くだけの話。
あまりにも超然として浮世離れしてるので、この語り口はもしかして何かの叙述トリックか?と思ったが、
オチも極めて平凡。一応ミステリらしいけど、ナゾの解明される段階がストーリーの展開とシンクロしておらず、
これも主人公の鼻につく独白によって唐突に明かされる。事件のインパクトの割に描かれてる社会が
こじんまりとしており、警察や世間の動向の書き方にも説得力がない。また登場人物が少なく、その少ない
登場人物それぞれに深みが全くないので、犯人の正体に関する意外性や衝撃といったカタルシスがまるでない。

装丁もクソ。主人公に作者名をそのまま充てるセンスもクソ。まあこの辺は好みだけど。文章には破たんはないが、
軽妙洒脱なハードボイルド調を狙った感がありありで、そのあざとさがダサい。真摯に書けないことを、なんとなく
気取った雰囲気で誤魔化してみましたって感じ。同じ横溝賞でも「雪冤」はよかったのにな。
149 名無しさん (2009/10/25(日) 07:33:23 ID:lJ7POUbk)
百田尚樹「Box!」☆☆☆☆
筆力高いわ
正反対の性格の男子高校生二人とボクシング
という、ままありがちな設定だけど読ませる

筒井康隆「家族八景」☆☆☆☆
続編「七瀬ふたたび」よりこっちの方が好き
150 名無しさん (2009/10/25(日) 14:13:32 ID:gJrczDiw)
>>147

伊坂作品を読み始めたころは面白く感じるんだけど
たくさん読むにつれてそのようになってくる気がする
俺も死神の精度から入って10冊くらいよんで終末のフールで卒業した
151 名無しさん (2009/10/25(日) 21:11:55 ID:uAAqnIEk)
宮田 珠己 「ときどき意味もなくずんずん歩く」
☆☆☆☆

思わず何度も吹き出してしまった。
馬鹿馬鹿しい笑いが好きな人にはお薦め。

真保 裕一 「デパートへ行こう」
☆☆☆

登場人物の人間関係が絡み合って収束していく様が気持よかった。
ただ、先が読めたので星三つ。
152 名無しさん (2009/10/26(月) 19:12:26 ID:GjoUHC/.)
トルストイ民話集 イワンのばか 他八篇/トルストイ 中村 白葉 訳 ☆☆☆☆

今の日本人に必要なのはこういうキリスト教的教訓なんだろうなぁと
読んでいてしみじみ思った。
「イワンのばか」や「人には多くの土地がいるか」なんかはいかにも良くも悪くもロシア的。
少しでもこのイワンみたいに馬鹿になれたら世界もちょっとは幸せになれるんだろうな…
色々考えさせてくれる一冊でした。

あと70年以上前の訳とは思えないほどとても読みやすかった。
153 名無しさん (2009/10/27(火) 09:40:49 ID:j14SGP42)
パパママムスメの10日間・・・五十嵐貴久

パパとムスメの7日間の続編。
前作は、娘目線で見た会社の風刺が非常に面白かった。
中々前作を超える続編にはめぐり合えないもんだな。

☆☆
154 名無しさん (2009/10/29(木) 09:07:29 ID:it4E4JLI)
重松清・・・ビタミンF

☆☆☆

30後半〜40前半の親父読んでもらいたい。
漏れはもうすぐ50歳。ちょっと前に心配してた事なんかが
上手い事書かれて中々良かったです。
心情が良く表されていて、ちょうど良いタイミングでの
場面の変わり目なんかは秀逸だと思う。
155 名無しさん (2009/10/30(金) 19:23:23 ID:rb5RVZP2)
ROMES06 ☆☆☆

空港にある警備システムROMES、それをあやつる秀才とテロリストの戦い
NHKでドラマやってるらしいんで借りて読んでみた
156 名無しさん (2009/10/30(金) 22:15:07 ID:2ng6j2Ss)
漏れはもうすぐ50歳。 ★★

表現が古くて見てるこっちが恥ずかしかったが、それが面白い。
157 名無しさん (2009/10/30(金) 22:35:28 ID:rb5RVZP2)
>>154
俺はもう少し若いけど重松さんの小説は好きです
しんみりするの多いですよね
158 名無しさん (2009/10/31(土) 06:54:11 ID:nU/agUe.)
高里椎奈「銀の檻を溶かして」☆

著者の言葉に 
「妖怪、推理、探偵、人間、時間、そして薬屋さん。好きなものがたくさん」
などと書いてあったのでわくわくしながら読むも
好きなものを好きなツボがこれだけ違うのかとおどろく
まいった
159 名無しさん (2009/10/31(土) 08:50:36 ID:730vpPdk)
我孫子武丸・・・弥勒の掌

☆☆☆

いや〜上手いこと騙された。
この手の犯人は初めてだな、目から鱗が出てきたよ。
「殺戮にいたる病」が散々だったんで、読むのを躊躇って
たんだが。他はどの作品が面白いんだろう。
160 名無しさん (2009/11/01(日) 07:39:19 ID:waWkwbFo)
宮部みゆきは
「火車」☆☆☆☆
「模倣犯」☆☆☆
「理由」☆☆
この3冊だけ読んどきゃいいな
161 名無しさん (2009/11/01(日) 21:20:41 ID:ez8iMqJA)
米澤 穂信 「インシミテル」

☆☆☆☆

クローズドサークル物。文句なしに面白かった。
次は「ボトルネック」読んでみる。
162 名無しさん (2009/11/03(火) 01:49:18 ID:hmMUIm3U)
「殺戮にいたる病」は傑作だろ
たまに意味が解からないとか言うバカがおるけどな
163 名無しさん (2009/11/03(火) 21:53:36 ID:wp9PuSus)
山田悠介 「リアル鬼ごっこ」



俺の3時間を返してほしい。
何の捻りもなかった。


米澤 穂信 「ボトルネック」

☆☆☆☆

リアル鬼ごっこを読んだ後だったんで余計面白く感じたのかも。
164 名無しさん (2009/11/04(水) 09:29:32 ID:yAP7ls.E)
荻原浩・・・サニーサイド エッグ   ☆☆☆☆

ハードボイルドエッグの続編。
中々ヒット作の続編は難しいもんだが、
この本は面白い。ハードボイルドを気取っての
気障なセリフが堪らない。
最後の最後まで笑わせてくれるし、
展開のテンポがすばらしくて分厚いわりには
あっと言う間に読んでしまった。
読み終えるのがもったいなく思う位。
3作目はスクランブルエッグがいいと思う。

>>162
すまん作者と作品を完全に取り違えていた。
165 名無しさん (2009/11/04(水) 09:42:39 ID:muKWcYZU)
「殺戮にいたる病」
意味は分かったけど微妙だったな。
叙述トリックでは呼称の揺れや文章の不自然さも伏線なのかも知れんが、
個人的には一休さんの「このはしわたるべからず」のトンチと大差ない気がする。
オチも衝撃というよりギャフンという感じ。

☆☆
166 名無しさん (2009/11/04(水) 12:26:46 ID:lLEI9qII)
>>163

3時間もかかる本だっけ?
167 名無しさん (2009/11/05(木) 00:48:07 ID:axuZcZzU)
聖女の救済 ★★
容疑者Xは人間描写や動機等トリック以外でも楽しめたが本作はそうでもなかった
ドラマ通りの女性刑事を新登場させたり福山雅治って固有名詞が出たりと映画化意識してるのも
個人的には好きになれなかった

鬼の足音 ★★★★
氏の直木賞獲得は時間の問題だろう
168 名無しさん (2009/11/05(木) 01:04:43 ID:h0RNqHAE)
いまさら「リアル鬼ごっこ」 読んで文句つけてるとか
どんだけ情弱なんだよw
169 名無しさん (2009/11/05(木) 02:19:15 ID:0tCVLz76)
>>165
ネタバレですよ
170 名無しさん (2009/11/05(木) 10:03:04 ID:F.OUJqYk)
>>168
どの本をいつ読んでどんな感想を抱こうと自由だし、ここはそういうことを突っ込み出すと
ものすごく紹介される本が限定されてきてしまう。何より雰囲気が悪くなる。自重せよ。
171 名無しさん (2009/11/05(木) 18:06:47 ID:xmBzsLGk)
ソロモンの犬 ★★
ラットマン  ★★★
172 名無しさん (2009/11/05(木) 21:01:16 ID:Sk59u2uY)
禁断のパンダ  ☆
173 名無しさん (2009/11/06(金) 13:52:53 ID:Q5riuc7E)
我孫子武丸・・・殺戮にいたる病 ☆☆☆

ラストシーンの意味がわからずパラパラとページをさかのぼり
「おおそうかココはこうなっているのか矛盾していないのかすげぇすげぇ」
とやっと理解する
おれの脳みそに問題があるのかもしれないが
こういったサプライズエンディングの場合、一読でがつんとやられたい

みんな再読をする?おれはどんなに面白かったミステリでも
読み終わった瞬間、急激に興味が薄れるんだけども
174 名無しさん (2009/11/06(金) 20:19:45 ID:DpIkD5/.)
>>123
同じサイモン・シンの「ビッグバン宇宙論」とかまじオススメ
175 名無しさん (2009/11/06(金) 20:39:43 ID:rpFvUMhU)
暗号解読も面白いよ
176 名無しさん (2009/11/07(土) 10:51:09 ID:TbGq7lK6)
西澤保彦・・・方舟は冬の国へ

☆☆

ミステリーと言うよりSFかな。
そこそこ面白かった。

>>173ミステリの再読は無いな。
結果を知っててドキドキしないだろ。

>>170の言うとおりだ。
夏目漱石や芥川龍之介なんかどうするんだ。
177 名無しさん (2009/11/07(土) 16:47:00 ID:YkuwmJas)
老いぼれグリンゴ フエンテス ☆

本当は評価できない 訳がひどすぎるのはわかる

異邦人fusion 西澤保彦 ☆☆☆

時間ループ内におけるミステリ
よく出来てるなーって感じ
178 名無しさん (2009/11/08(日) 05:31:17 ID:fp57DDlg)
「姉飼」 遠藤徹 ☆☆☆☆

丸尾末広が小説を書いたらこんな感じか
日本の風俗が描かれているから日本的なんじゃなくて
無表情な凶暴さとか積極的に人生すててる感じとか
日本のホラー特有の迫力があると思う
179 名無しさん (2009/11/09(月) 16:23:14 ID:e.fZL2sE)
東野圭吾・・・・ガリレオの苦悩

☆☆

ガリレオシリーズの最新版。
ドラマ用に設定された内海刑事がでてるし、
ガリレオ先生が「福山」に近づいてるように
感じるのは気のせいか。
「実に面白い。」なんて台詞が出てきたら
壁に投げつけようかと思ってた。
180 名無しさん (2009/11/11(水) 11:38:28 ID:w2YaW5NU)
もはや東野は、小説にしたいから書いてるんじゃなくて、
ドラマや映画にしてもらうために書いているような気がする
181 名無しさん (2009/11/12(木) 09:18:38 ID:dxqKMpmA)
奥田英朗・・・ガール

すでに30オーバーの中堅OL、バツイチこぶ付シングルマザーOL
等などガールとは呼べなくなりつつある女性の悲哀焦燥、
でも頑張ろうとする姿、心理や価値観がとても上手く表されている。
女性が読めば爽快感満載と思える師玉の5編。

☆☆☆
182 名無しさん (2009/11/15(日) 22:46:39 ID:4/0tPlm6)
有川 浩「空の中」☆☆☆☆

物語の半分が高知弁で語られるため読みにくいというのが難点だったが
内容はとても良かった
方言を意図的に使ってより人間味をだしたかったのかな
まぁそんな感じなんで宮じいというおっさんがいい味出してた
この本で有川浩という作家を始めてしって、
ぜひ違うタイトルを読んで見たいと思わせる作品でした
183 名無しさん (2009/11/16(月) 09:51:07 ID:dreeFGLk)
東野圭吾・・・夜明けの街で
☆☆

不倫している半年間の契約社員は15年前の
殺人事件の関係者だった。
不倫を物語の主軸として、少しだけミステリーが
混ぜられてる。不倫を男目線で書かれているが、
東野は女性真理を書くのはヘタと見た。

>>182
じいさんがカッコいいんだよな。
戦争3部作はぜひともお勧めだ。
184 名無しさん (2009/11/16(月) 20:07:12 ID:bjmien2M)
カラスの親指 ★★★★

直木賞候補作品でコメディ調のコンゲーム小説。
オチ知ったら再読の必要ないが見事に騙されたので星4つ献上
185 名無しさん (2009/11/16(月) 23:00:38 ID:NIzHBF3s)
横溝正史 「真珠郎」
☆☆☆

いまさらだが読んだ。
大概だろうけど途中でトリックは分かる。
けど雰囲気は最高で、こんな女いねぇとか思いながらも
「椎名さん!」には来るもんがあって、只今、泉鏡花を再読中
186 名無しさん (2009/11/17(火) 17:42:51 ID:xb214CRU)
使命と魂のリミット・・・東野圭吾

東野にしては珍しく前向きになれる作品。
題名がイマイチピンと来なかったが、
ミステリーというよりサスペンス要素が強いかな。
細かく物語が展開していく中でのスピード感は
とても面白く一気読みでした。
☆☆☆
187 名無しさん (2009/11/17(火) 23:24:57 ID:IG6Z6PwM)
白い巨塔
☆☆☆
前半はとてもおもしろかった。
最後の裁判あたりが読んでて疲れてきた。
188 名無しさん (2009/11/19(木) 19:02:17 ID:Z8ke2xPg)
レディージョーカー(高村薫)
長かった。文章は流石ですね。
再読?勿論ないです。

☆☆☆です。
189 名無しさん (2009/11/19(木) 19:55:48 ID:yVEkFYPU)
エッセイでもいいのかな

猫はどこ?/林丈二
☆☆☆
猫は好きだけど、飼うほどじゃねーよ
私も観察するのがスキでこの本を手に取った
そんな人向き
実際著者もそのスタンス
81pの果物屋のショーウィンドー猫の壁紙が欲しい、そんな程度の本

著者の旅先での靴底に詰まった小石の最終標本は有名らしいです
190 名無しさん (2009/11/19(木) 20:06:44 ID:yVEkFYPU)
>>181
奥田英朗の描く女性ってなかなかいけてるよね
ガールは彼の代表作のひとつだと思う
191 名無しさん (2009/11/23(月) 07:32:22 ID:YoR9eB0w:au)
伊坂幸太郎『オーデュボンの祈り』



同僚の勧め。流行ってるみたいだし期待して読んだ初の伊坂作品



過程も、結末も。全てが薄っぺらい。

不思議なキャラクター、不思議な世界観。
読み易いのに無駄に長い。

ミステリーだと思うから駄目なのか、俺が合わないだけなのか…
192 名無しさん (2009/11/23(月) 09:18:50 ID:EsF0CUIM)
>>191
俺は伊坂幸太郎好きで呼んでるけど
オーデュボンの祈りと魔王ってのは普通につまらんかった。

「チルドレン」は面白いと思うけどな〜


『終末のフール』  伊坂幸太郎
☆☆☆

人が死を覚悟した時に…
死の恐怖に耐えられない苦悩を描くのではなく
それを乗り越えて生活する人たちっていうのを明るく描いていたと思う

軽い気持ちで読めるし、すっきり出来ると思う
193 名無しさん (2009/11/24(火) 11:31:05 ID:Ori8DwF6)
荻原浩 ・・・「千年樹」
☆☆
ある事情から育った千年を迎える楠。
それにまつわる人々の物語。

重松清・・・「日曜日の夕刊」
☆☆☆
家族、友人、恋人、そして初めて出会った
行きずりの人。
皆が集う日曜の夕方に、心がジ〜ンとしびれる
12のお話。重松ワールド満載ってとこかな。
短編上手だよこの人。
194 名無しさん (2009/11/26(木) 11:07:01 ID:p9I4.qJc)
東野圭吾「ガリレオの苦悩」☆☆☆☆
    「聖女の救済」☆☆
    「殺人の門」☆☆☆☆
聖女の救済はガリレオシリーズの中では一番好きじゃないかも。
殺人の門は東野圭吾東野圭吾の作品の中では異質な感じ。
書く本によってガラッと雰囲気変わるのはすごいね。

佐々木譲「うたう警官」☆☆
映画のCMみて読んでみました。
期待したほどではなかったけど、道警シリーズはかりてあるので読む予定。

池井戸潤「金融探偵」☆☆☆
軽く読めて面白い。☆4つにしようかと迷ったが3つで。
195 名無しさん (2009/11/26(木) 16:27:17 ID:AFhU5.1E:au)
小太郎の左腕(和田竜)
☆☆☆
さっくり読めます。
196 名無しさん (2009/11/27(金) 20:37:46 ID:8s9H/AEc)
永森 裕二「ねこタクシー 上」
☆☆☆☆☆

電車の中で読書をしているので、時々今どこの駅にいるのか心配になった。
それぐらい面白くて読みやすくて一気に読み終えた。

出てくるクレーマーや、最初の頃の主人公の言動に腹が立ったりもしたけど、
御子神さん(猫)に出会ってからのお話はとても面白かった。
ボロボロ泣けるわけでなく、ところどころでジワっと目頭が熱くなる場面があって良い!
特に御子神さんと出会った後の主人公と娘の会話が好き

これまでに読んだ本が少ないので☆五つです。そうでなくても☆5かも
猫好きの方はとくに読んでみたら良いと思います。
まだ読み始めていない下巻が楽しみ!
197 名無しさん (2009/11/27(金) 21:31:45 ID:rn3EpVyI)
東野圭吾

さまよう刃☆☆☆
黒笑小説☆
怪笑小説☆
毒笑小説☆


長編ミステリのさまよう刃がなかなか面白かったので短編集を三冊読んだが期待外れ
ブラックユーモアだと宣伝しているわりに毒も奇想もキレもない
世にも奇妙な物語の外れ作品を見ているよう
筒井康隆やチャックパラニュークほどは期待していないにしてもあまりにもぬるい
ほのぼのユーモア短編集と書いておいてくれればこんなにガッカリしなかったのだが
198 名無しさん (2009/11/30(月) 09:02:14 ID:ywHCIKgk)
「ストリートセーラー」  ☆☆

人気作家7人の短編集。

自分的には3勝4敗かな。
伊坂幸太郎・近藤史恵・米澤穂信・佐藤友哉・
道尾秀介・本多孝好そして表題作の有川浩「ストーリー・セラー」
読みきりと表紙に書いてあったが米澤穂信の
「玉野五十鈴の誉れ」は本人の短編集で読んだことがある。
199 名無しさん (2009/12/02(水) 16:26:41 ID:n1qpoVxg)
海堂尊・・・ジーン・ワルツ

☆☆☆

この人の本を読んでいると医療という事に
対して、少し利口になった気がする。
わかりやすい文章と人物設定がしっかりしてて
さくさく読める。
200 名無しさん (2009/12/05(土) 00:03:36 ID:xmBzsLGk)
「あなたにもオーラが見える」 ☆☆

見えました
201 201 (Over 200 Thread)
あれ、200超えちゃったみたい…書き込めないや…
    ∧∧            ∧,,∧
   (;゚Д゚)          ミ゚Д゚,,彡  おkk
   ノ つ▼〔| ̄ ̄]      ▽⊂ ミ    新スレいこうぜ
 〜(,,⊃〔 ̄||====]〜〜[]⊂,⊂,,,;;ミ@

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