ニュースリリース(住友商事)2010年

ニュースリリース(住友商事)

2010年04月01日
住友商事株式会社
株式会社日本AEパワーシステムズ

住友商事と日本AEパワーシステムズがバーレーン王国にて変電設備を連続受注

住友商事株式会社(取締役社長:加藤 進 本社:東京都中央区 以下、住友商事)と株式会社日本AEパワーシステムズ(取締役社長:加納 孝 本社:東京都港区 以下、AEパワー)は、今般、バーレーン王国のバーレーン電水庁(以下、EWA)向けおよび民間企業向けに計4件、総額約60億円の変電設備の据え付け工事込み案件を受注しました。

 

今回の契約では、EWA向けの2案件において新設66kV(キロボルト)変電所7カ所および、既設220kV変電所3カ所と66kV変電所2カ所の増設・改造工事を受注しました。AEパワーが、主要機器であるガス絶縁開閉装置(※GIS)の設計・製作・納入に加えてその他変電機器一式の調達、据え付け工事、試験までを一括して請け負います。また、同国民間企業向け2案件で66kV変電所2カ所についても受注しました。完成、引渡しの納期はEWA向け、民間企業向けともに、2010年9月から2011年11月の予定です。

 

今回受注した変電設備は、同国内で新規に開発されている住宅、商業施設、工業団地等の電力需要を賄うために計画・発注されたもので、同国南部に建設中の発電所から供給される電力を安定的に提供するための電力網整備の一翼を担うものです。

 

住友商事およびAEパワーは、同国において2002年より30変電所以上(累計300億円超)を納入してまいりました。今回の受注は、これまでの実績に裏打ちされた技術力の高さが評価を受けたことに加え、逼迫する電力需要を背景として、早急に電力網の整備を推し進めたい顧客の要望に最大限に応えることにより達成できたものです。

 

両社は、今後も電力需要の伸びが予測されるバーレーン王国を中近東における最重要市場の一つと位置づけており、今回の受注を弾みとして、据え付け工事を含む受変電設備の継続受注を目指して同国電力網設備へ一層の貢献を進めたいと考えています。

 

※GISとはGas Insulated Switchgearの略で、受変電設備に用い、ガスを絶縁体として使用した開閉器のこと

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同型の66kV GIS 

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本件に関するお問い合わせ先

 

住友商事株式会社

広報部 報道チーム

TEL:03-5166-3100 E-mail: press@sumitomocorp.co.jp

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