電車内で痴漢をしたとして逮捕・起訴された埼玉県職員の男性に無罪判決 さいたま地裁
電車内で痴漢をしたとして、埼玉県迷惑行為防止条例違反の罪に問われた埼玉県職員の男性に対し、さいたま地方裁判所は無罪を言い渡した。
埼玉県職員の男性(35)は1月20日朝、JR東北線の車内で、高校2年の女子生徒(当時17)の下半身を触ったとして、埼玉県迷惑行為防止条例違反で逮捕・起訴されたが、逮捕直後から容疑を否認していた。
24日の判決で、さいたま地裁は「電車内が非常に混雑していて、被害者が犯人ではない人物の手をつかんだ可能性を否定できない」と指摘した。
さらに、被害者の下着に付着したDNA型が男性と一致しなかったことも挙げ、「男性が犯人であると認めるに足りる証拠はない」として、無罪を言い渡した。
(06/24 17:11)