飲酒・ひき逃げ事件に対する刑の厳罰化求め、事件遺族らが千葉法相に要望書と署名を提出
飲酒・ひき逃げ事件に対する刑の厳罰化を求めて、事件の遺族らが、千葉法相に要望書と新たに集めたおよそ8万4,000人の署名を手渡した。
千葉法相を訪ねたのは、1999年に東名高速道路で飲酒運転のトラックに追突され、当時3歳と1歳の娘を亡くした井上郁美さんなど、事件の遺族ら28人。
飲酒ひき逃げ事件が発生した際、事件直後に犯人からのアルコール検査ができないため、捜査当局が危険運転致死傷罪に問うのが難しく、いわゆる「逃げ得」を許していることが指摘されている。
井上さんらは、現行法を改正するなど、飲酒・ひき逃げ事件に対する刑の厳罰化を求め、新たに要望書と署名を提出した。
提出された署名は、これまでにおよそ52万5,000人にのぼっている。
(06/22 21:59)