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強盗殺人等:清田龍也 陰部に指を入れ、服を脱がせて胸を触った本当の理由は…?(2/3)

つづきです
http://tk84.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/1-66a2.html

続いての検察官も、先ほどまでの検察官と同じくらいガチムチです。
でも、さっきの検察官よりは滑舌がいいです。
だけど、2人とも質問があまりバシッとしたかんじじゃないです。
ホント、検察官で裁判って変わりますね…

こちらの検察官は渡辺さん事件について細かく色々聞いておりました。

「あなた、なぜ渡辺さんを背後から襲ったの?」
「隠れる場所が、ま、あの〜、隠れた場所がそこしかなく、渡辺さんが入って来たとき、ちょうど…」
「ナイフを突きつけて何と言いましたか?」
「『静かにしろ、騒ぐと殺すぞ』…」
「『うつ伏せになれ』とは?」
「あ、その後、、、『騒ぐと殺すぞ』というと、うなずいたので、うつ伏せになれと言いました」
「渡辺さん、体は震えてましたか?」
「ありました」
「怖い思いさせたの分かる?」
「分かります…」

それから、手を縛って目隠しをして、トイレに移動して、足を縛ります。
トイレに縛り付けたんじゃなくて、トイレで縛ったということのようでした。
そのとき、渡辺さんは震えていたそうです。

「両手、ストッキングで縛ったんですよね」
「はい、彼女が履いていたやつで…」
「脱がせたんですか?」
「ハイ、でも上手く脱がせられなかったです。彼女は強姦されると思ったと思うんですが、抵抗していたんで…その点については素直に、というかんじではなかったです」

渡辺さんを強姦したいという気持ちはそのときはなかったと言っていました。

「違う」と、強姦する目的でない旨をつげると、手足をばたつかせるのを止めたとのことです。
で、いつのまにか渡辺さんはベッドの上で縛られていることになってたんですが、これは一体どういう事なのかちょっと分かりませんでした。。。

しかし、ストッキングを脱がせて縛ったり、避妊道具を持って来てたりと、なにかとシチュエーションにこだわっている感がするんですが…


縛った後は、部屋の物色です。
財布の中に8000円、みずほ銀行の通帳、りそな銀行のカードもあったようです。
そして近くのATMでお金をおろすため変装しようと渡辺さんの服に着替えようとしたところで、渡辺さんが逃げ出します。

顔面を殴ったり蹴ったりしたそうです。

「奥さんや子供、他の女性、殴った事ありますか?」
「…昔、何度か妻を殴った事があります。でも、ここまで激しくやった事はありません」
「なぜ激しく殴ったんですか?」
「分からないです…」
「(急に声を荒げて)分からない事ないでしょ!!!!!」

検察官、暑苦しすぎです!
こういう感情的すぎる検察官ってイイ質問できてないような気がしますよね…(エリートに対して上から目線でスミマセン)
そんなふうに正義の味方気取りの検察官に、裁判長は冷ややかに言いました。
「あの〜、冷静に聞いて下さいね」

気を取り直して被告人が答えます。
「私が言う事じゃないですが、私にもなんでこんなことをやってしまったのかっていう思いが強く、説明しようとしてもやはり…」
「けっこう力はこめてたんですか?」
「どのくらいって言われて、このくらいってことはないんですが…」←??
「遺体の鑑定によると、左右の目に擦過傷など、色々傷があるんですが、これ、あなたが全部やったんですか?」
「はい。首を絞める事と、暴力…交互にやってました」
「静かにさせたい思い?」
「そうです」
「渡辺さんは静かになったの?」
「いえ、ずっと助けを求めていました」

渡辺さんが必死だったのがすごく伝わってくるので、辛いです。
殺されたくないよ〜って思いながら死んでいったってことを考えると頭痛がしてきます。

「あなた、逮捕後の調書で『渡辺さんにも腹が立つ』って言ってない?」←そんな事言ったの!?
「そのころは…ま、腹が立ったと…直接的に腹が立ったと…なんと言うか…そういうとこまで頭、まわらないというか…」←??

意味不明の答えに困惑していると、裁判長が割って入りました。
「感情の問題だから、頭が回るとか回らないとかっていう問題じゃないと思いますよ」
そうだそうだ〜
被告人は答え直しますが
「記憶自体は…(聞き取れず)」
って、また聞き取れないほど小さな声で何か言ってました。

なんか思うんですけど、若干不利になるような発言のとき、声が小さくないですか…?


話は首を絞めた時のことに移りました。
被告人の記憶では、渡辺さんの声が出てないことに突然気付いたので、そこで手を離したと言っていました。
完全に声がしなくなるまで絞めつけたんじゃないか、という質問には分からない、と答えていましたが

「渡辺さん、首の下、胸のところ、出血してるんですよ。首の軟骨は骨折している。アナタがそうしたのは間違いないですか?」
「ハイ」
「このような力を込めたの、分かりますか?」
「ハイ」

と、結構な力を込めていることが分かりました。

殺害した後は渡辺さんを再びベッドへ移動させ、玄関ドアを開けて様子を見ます。通路に血が落ちており、足にネバネバした感触があったので、拭いたそうです。
その後トイレで用を足して、ベランダを開けて様子を見ました。

「どんな気持ち?」
「…きちんと、言葉にするの、難しい…」
「あなた、混乱してる割に、冷静な行動とってますよね」←ホントにそのとおりです
「ハイ」
「亡くなってることをどうやって確認しましたか?」
「最初は息をしてるか確認…肺の動きとか、確認…その後、陰部や肛門触りました…」
「陰部や肛門を触ったのはなぜですか?これで死亡を確認しようとしたんですか?」
「…動いてほしかったっていう気持ち強くて…彼女自身、強姦されるんじゃって思い強くて…確認っていう意味ではなくて、やはり、動いてほしかったと…」

動いてほしかったなら陰部や肛門を触る以外にも方法があると思いますが…。

「陰部やお尻、どうやって触ったんですか?」
「指を入れて…(聞き取れず)…下着をカッターで切った…それをずらしたりとか…」
「で、肛門なり陰部に指を入れたというわけ?」
「ハイ」
「声をかけました?」
「たぶん…」

こういう、下着をカッターで切るってのも、なんかそういうシチュエーションが好きなだけなんじゃないかって思ってしまいます。切らなくても脱がせることできるし。。。

そして、心音を確認する時も服を脱がせているそうです。

「やはり、コート着てたし、直のほうが…直じゃないと分からないかなと…」
「胸は触ったんですか?」
「まー、胸ですね」←???
「揉んだりは?」
「ないです」

「あなた渡辺さんの体を弄びたかっただけじゃないんですか?」
「それはないです」
「渡辺さんの体を海老ぞりに縛り上げましたね?」
「はい」
「なんで、ここまでやったんですか?」
「それは、なんでと言われても、自分自身分からない…」


ここで渡辺さんの遺体の写真が被告人に示されました。
「人間として、許されると思います?」
「…思いません…」

色々見方はあるかと思いますが…
わたしは、個人的にですが、この人は死亡確認で触っただとか色々言ってるけど、結局、エロいことをする目的も絶対にあったな、と、この辺のやり取りを聞いて、思いました。

引き続きB子さん事件の話に移りました。
(つづく)

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