強盗殺人等:清田龍也 川口強盗殺人・納得いかない調書にサインしたと言ってるけど…(1/3)
【日時】2008/09/26 1315~(傍聴したのは14時から)
【場所】さいたま地裁 301号法廷
【罪名】住居侵入、強盗強姦、窃盗、強盗殺人、強盗未遂
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清田裁判書きまくりです。
最近、集中して傍聴しているのは、この事件くらいです。
またもや遅刻してしまい、前回よりも遅い14時に法廷に入ると、滑舌の悪い検察官から被告人質問が行われていました。
内容は、前回被告人が言っていた「調書の内容と実際は違う」的な話を受けてのことのようです。
調書を逐一示しながら、「これはこう書いてるけどホントは違うって言ってるの?」的な質問を繰り返していました。ので割愛します・・・
思うけど、裁判員制度が始まったら、こういうやり取りウゼ〜って思いそうです。自分が裁判員だったら、たぶん、ここで寝ます…
逮捕当初はA子さん事件を認めていなかった、その理由は家族の事を考えたら言えなかったという話が出たところで休憩になり、その後、やっと事件のことについての話に移りました。
渡辺さん事件のとき、もみ合いになり、そのとき被告人は顔を見られています。
これが原因で、事件が発覚したらA子さんのこととかもバレてしまうと思ったそうです。
そして、渡辺さんのキャッシュカードを使おうとATMへ行く準備(渡辺さんの服を起用としていたとき)に渡辺さんがトイレから逃げ出してきたそうで、ここで逃げられたら金が引き出せなくなると思ったというような話をしていました。
でもこれは検察官に「逃げられたら金が引き出せなくなると思ったんじゃないですか?」と何回か聞かれて「まぁ…思ったと思います」というちょっと引き気味な返答でした。
調書ではそうなっているけど、本当は本心ではないといった様子です。
それを「あなた当時はそう言ってましたよね?」的な感じで責めていたので、ちょっとウンザリでした。
他の細かな点に関しても同じようなかんじでした。
また、首をしめたときの再現を逮捕後に行ったそうなのですが、そこでの細かな行動も今は「よく覚えていない」といった様子でした。
「ホントだったのかそうか、全然ハッキリしない」と言っていました。
調書の発言と公判廷での発言が違う被告人はよくいますが、これってどういう心境の変化なのでしょうか。
取調官が高圧的で本当のことが言えないっていうことは、本当にあるのでしょうか。
首を絞めたとき、「だんだん渡辺さんの声が小さくなっていた」などと供述しているそうなのですが、それについても「記憶と違う」と言っていました。
だけど、調書にサインした理由は「まあ〜、押してくれということで」となんだか被告人は前回と比べてやたら投げやりな態度でした。
「納得してなくても署名捺印しました」と述べていましたが、それはダメだと知らなかったのでしょうか…
犯行現場にDNAを残さない男が、納得いってない調書に署名捺印しないほうがイイということを知らない…?本当なのかな〜
結局渡辺さん事件のことを聞き始めたと思っても、任意性に関する質問ばかりで疲れてしまいました…
やっと検察官が替わり、もう少し事件に近い質問が始まりました。
(つづく)
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