2試合続けて代表戦の観客数が3万人を下回った。
ファンは岡田監督、日本代表から離れ始めている。ただ、ウキウキワクワクするような試合を見たい。これは欲張った願いなのだろうか?
ファンは岡田監督、日本代表から離れ始めている。ただ、ウキウキワクワクするような試合を見たい。これは欲張った願いなのだろうか?
〔PHOTO〕長濱耕樹
「会見場に入ってきた岡ちゃんは目の焦点があわず、涙ぐんでいるようにも見えた。報道陣からは『犬飼会長にふがいない試合ぶりを怒られたのかな?』という囁きが漏れるほどでした」
というのは現地で取材したカメラマン。実際、試合後の犬飼基昭日本サッカー協会会長は「このままW杯に行くんじゃ、話にならない」と怒り心頭だったから、岡田武史監督が会長に叱責され、ベソをかいたと思われても無理はない。
W杯を目前に、まるで意気が上がらないサッカー日本代表。6日の中国戦は2月2日のベネズエラ戦に続き、2戦連続のスコアレスドロー。打てども打てどもシュートが枠に飛ばない。
挙げ句、平山相太に至っては、アクロバティックなジャンピング"空振り"。真冬のあまりに"寒~い試合"に'07年12月の"第2次岡田政権"誕生以来、最強の逆風が吹いたのだった。
「『サイドから攻撃をしろ』という指示が出れば、選手はバカ正直にそればかり繰り返す。岡田JAPANの監督と選手の関係は、学校の先生と従順な生徒のそれで、プロとしての覇気もクリエイティビティーもまったくありません」(サッカー記者)
開始30分こそ日本のペースだったが、以降は格下の中国に主導権を握られっぱなし。最大の見せ場は後半37分のGK楢崎正剛の"PK阻止"だけという情けなさ。判定なら軍配は中国に上がっていてもおかしくない、お粗末すぎる展開だった。プレーだけではない。岡田監督の采配にも首を傾げたくなることしきりだ。
- 岡崎慎司 独占インタビュー 「オレが決める!」 (2010.06.12)
- 「1点も取れない」で3戦全敗と予測される 岡田ジャパンの断末魔 (2010.06.08)
- W杯代表選考で 小野と小笠原が外された「理由」 (2010.05.24)
- 世界の賞金女王が見えた 宮里藍の「価値」 (2010.05.17)
- 阪神 金本知憲 「それでも凄い! 鉄人伝説」 (2010.05.02)
- W杯代表選考で小野と小笠原が外された「理由」 (2010.05.24)
- 「1点も取れない」で3戦全敗と予測される岡田ジャパンの断末魔 (2010.06.08)
- 岡崎慎司 独占インタビュー 「オレが決める!」 (2010.06.12)
- なでしこジャパン主将が語る、「世界で勝つ」とは (2010.06.08) - jbpress.ismedia.jp
- 本田圭佑「オレは単なるビッグマウスじゃない」 (2010.04.18)
-
平成フラッシュバック電子書籍やネット予約の登場で、なくなった「楽しみ」と変わらない「知恵」 (2010.06.25)
-
経済の死角日本振興銀「検査妨害の裏に元執行役の私的メール」 (2010.06.25)
-
長谷川幸洋「ニュースの深層」参院選挙後の菅政権を待ちかまえる「増税国会」の難局 (2010.06.25)
-
Best Car Life日産──ダイムラー提携で生まれる新型車!! (2010.06.24)
-