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民主党VSたちあがれ 初日から殴り合い寸前
たちあがれ日本が参院選の第一声を行っていたところ、民主党候補の街頭演説がすぐ近くで始まったため、一緒に演説していた民主党の末松義規衆院議員(左)に抗議する与謝野馨共同代表(右)
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昨年夏の政権交代後初の本格的国政選挙となる第22回参院選が24日公示された。各党党首、候補者が各地で街頭演説などを行い、7月11日の投開票に向け17日間の選挙戦のスタートを切った。東京・新宿駅西口では新党「たちあがれ日本」が第一声を上げていたところ、民主党の候補者が至近距離で街頭演説を始め、小競り合いに発展。互いにマイクを通じて「マナー違反だ」「みんなのスペースだ」と怒鳴り合い、一時騒然となった。
たちあがれ日本による演説は小田急百貨店前で午前11時15分ごろからスタート。与謝野馨共同代表が演説していた同30分ごろ、民主党比例代表の現職候補、白真勲氏(51)の街宣カーが約30メートル離れた地点で停車、演説を始めた。
与謝野氏の声はことごとく白氏側にかき消され、平沼赳夫代表らは時折、白氏側をにらみつけて威嚇。だが、白氏側の声は大きくなるばかり。与謝野氏は演説を早々に終えると、血相を変えて白氏の街宣カーのところまで歩み寄り、白氏の応援に来ていた末松義規衆院議員に「ここは公党間の約束で順番を決めているんだ。勝手に入ってくるな。マナーを守れ」と震える声でまくし立てた。小田急百貨店前での演説順は共産党、たちあがれ、公明党の順で決まっていた。
だが、末松氏もひるむことなく「ここは公道だ。許可も取ってる。言いがかりだ」と胸ぐらをつかんで応戦。与謝野氏も視線をそらさず、両氏の顔は30センチほどまで接近。殴り合いに発展しそうなほどヒートアップした。押し問答は約5分間続き、双方の支持者からも「与謝野、やっちまえ」「こんなことで立ち上がってんじゃねえ」とヤジ。多くの通行人が足を止め、騒然となった。
両陣営はマイクを通してもやり合った。白氏側の鈴木寛文部科学副大臣が「ここはみんなのスペースだ」と叫べば、たちあがれの比例代表から立候補した元巨人で野球評論家の中畑清氏(56)は「アスリートとして、チームを率いてきた人間として、ルールもモラルもないこの行動は許せない。子供たちにルールを教えていく立場の人がやることなのか」と珍しく憤慨。同党の応援団長の石原慎太郎東京都知事は自らの演説中に絶叫調の「白真勲」コールが起きると「うるさいなコラ!日本人ならルールを守れ。それが民主党か?」と挑発。騒動は、白氏の街宣カーが先に演説を終えて移動するまで約1時間も続いた。
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