最新ニュースはNHKニューストップへ
※ すべての機能を利用するには、JavaScriptを有効にしてください。

改造銃所持 起訴内容を認める

6月21日 16時37分

殺傷能力のある改造銃を隠し持っていた罪に問われている福岡県警察本部の元警部補は、初公判で起訴された内容を認めました。検察は、中学生のころから銃に興味を持っていた元警部補が、自慢するために匿名のブログに銃の写真を載せていたなどと指摘しました。

福岡県警察本部の捜査1課の元係長で警部補だった岡田好典被告(46)は、殺傷能力のある改造銃や銃のレプリカ、あわせて12丁を自宅に隠し持っていたとして、銃刀法違反の罪に問われています。東京地方裁判所で開かれた初公判で、岡田元警部補は「まちがいないです」と述べ、起訴された内容を認めました。検察は「中学生のころから銃に興味を持ち、モデルガンを集めていた被告は、30万円で購入したモデルガンの銃口が閉じていたので、さらに30万円を出して知人に改造を依頼した。違法とわかっていたが、銃を持ち続け、自慢しようと匿名のインターネットのブログに銃の写真を載せていた」となどと指摘しました。次回の裁判は来月13日に開かれ、被告人質問などが行われて審理が終わる予定です。岡田元警部補は今月3日、懲戒免職になっています。