先月、栃木県足利市の子ども用品店で赤ちゃんの足の骨を折ったとして逮捕・起訴された28歳の女が、この事件の20分前にも、同じ店で別の赤ちゃんの足の骨を折って大けがをさせた疑いが強まったとして、警察は傷害の疑いで再逮捕しました。
再逮捕されたのは、足利市若草町の無職、五月女裕子容疑者(28)です。警察の調べによりますと、五月女容疑者は、先月26日、足利市内の子ども用品店で、生後2か月の男の赤ちゃんを連れた母親に「かわいいですね。抱かせてください」と話しかけて赤ちゃんを抱き、左足の骨を折って大けがをさせたとして、傷害の疑いが持たれています。赤ちゃんを抱いた五月女容疑者と母親がいっしょに店内を歩いていたところ、突然、赤ちゃんが泣き出し、その後、病院に連れて行って調べた結果、骨折しているのがわかったということです。警察によりますと、五月女容疑者は容疑を認めて「赤ちゃんの左足を片手でひねった」などと供述しているということです。五月女容疑者は、この事件の20分ほどあとに、同じ店で、別の赤ちゃんの両足の骨を折ったとして逮捕・起訴されています。これまでの調べに対し、五月女容疑者は「幸せそうな家族がねたましかった」と供述しているということで、警察は詳しいいきさつを調べています。