「んぅっ、くっ、うぅぅっ!!」
両手足を触手が縛り上げる。
片方の乳房が露わになって、菊花が胸に張ってくれたバンソウコが見えてしまう。
「ふっ……あぁぁ」
触手の表面は、気持ちの悪い半透明の液体でヌルヌルしていた。
ヌルッ、ヌチャッ……。
スクール水着と肌との境目を、ヌルリと触手が撫でる。
「あ、ひあぁぁ……」
境目のふちに、触手が潜り込んできた。
「や……いやっ!」
ナメクジに這われるような気持ち悪さに
腰を揺すって、触手を振り落とそうとする。
ニュルッ、ビョルルッ……ヌチュッ、ニュルゥ……。
「ひぃぃっ、いっ、いや……離れ、てぇっ!」
腰を揺すれば揺するほど、強くべったりと
吸盤もないのに、触手は私の肌に張り付いてきた。
「や、だ……動かないで……うっ、うくぅっ」
モゾモゾ、スクール水着の中で、触手が蠢いている。
蠢く先は、股間を隠していた薄い布へと向かっていた。
その先にあるものを予感して、たまらず悲鳴をあげる。
「い…やぁっ……!」
太いラバーのように硬く頑丈な触手は、私の手足を引っ張り
不安定な体勢で拘束したまま、少しも離そうとしない。
ゆっくり、ゆっくり、股間を覆うスクール水着がめくられていく。
「やめて……嫌。見ないで……だめぇ!」
空気に触れる、私の恥ずかしい場所。
まだ恥毛も生え揃っていないから、隠す物が何もない。
長年成長の止まっていた肉体は、発達途中の子供のようだ。
「あっ、だ、だめっ!」
そこは見せてはいけない場所だと、菊花から言われている。
菊花に言われなくても、そんな場所誰にも見せたりしない。
(だって、恥ずかしい……!)
「いや!見ないでっ」
鋭い制止の声をあげながら、さらに強く手足を揺さぶる。
≪気≫を込めて、触手を薙ぎ払おうとするけど。
バチンッ!
「ひぃぃんっ!」
私が込めた気は、なぜか触手から弾かれた。
弾かれた瞬間の蒼い火花に、怯えた躰がすくんで緊張する。
ヌルリとした触手が、太腿の内側を這いずった。
「……あ、い…いや……」
もがこうとすればするほど、触手は肌に強く食い込む。
「い、痛い、やめ……」
スクール水着の表面に出来た、股間の細い窪み。
その上を、半透明のネチャネチャした体液で濡らしながら、触手がなぞる。
「いやあぁぁ……っ!」
鳥肌が立つような気持ち悪さ、おぞましさに、全身が震えた。
スクール水着の内側で、愉しそうに触手が蠢く。
「……っ、ふ、ぅっ……ん、あっ、はぁっ……」
アソコが熱くなる。
そこを目掛けて、ウネウネした何かが私の方へと近付いてきた。
(奥、から……奥から、何か……何か、こっちに、来て……)
薄く脂肪のついた、白い恥丘の筋を、触手が……。
「いやぁっ……さ、触らないで。こっちに、来ない…でぇっ!」
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