茨城空港、国内便消滅…神戸便運休へ
6月24日21時52分配信 読売新聞
航空会社「スカイマーク」(本社・東京都大田区)は24日、茨城空港唯一の国内定期便の茨城―神戸便(1日1往復)を9月から運休すると発表した。
事実上の撤退とみられ、3月に開港したばかりの同空港の定期便は韓国・アシアナ航空のソウル便(同)のみとなる。
茨城―神戸便は4月16日に就航したばかり。同社によると、5月の平均搭乗率は75・6%だったが、「整備コストなどを含めれば黒字になっていない」としている。運休理由については、1日3便以上とする増便により利用客を増やし、黒字化を目指したが、空港を共用する自衛隊百里基地の了解が得られなかったという。
同社は「自衛隊の観閲式では運航中止を求められる可能性もあり、定期便としての運航を行うことができない」などと説明している。
茨城空港は航空自衛隊百里基地と共用の国営空港。既存の滑走路と並行する形で、2700メートルの滑走路が新設され、国内98番目の空港となった。
茨城県空港対策課は「プレスリリースで初めて知った。詳細を確認している段階」としている。
スカイマークでは、2月に就航した福岡―神戸便について、茨城空港開港後の4月12日から運休している。
事実上の撤退とみられ、3月に開港したばかりの同空港の定期便は韓国・アシアナ航空のソウル便(同)のみとなる。
茨城―神戸便は4月16日に就航したばかり。同社によると、5月の平均搭乗率は75・6%だったが、「整備コストなどを含めれば黒字になっていない」としている。運休理由については、1日3便以上とする増便により利用客を増やし、黒字化を目指したが、空港を共用する自衛隊百里基地の了解が得られなかったという。
同社は「自衛隊の観閲式では運航中止を求められる可能性もあり、定期便としての運航を行うことができない」などと説明している。
茨城空港は航空自衛隊百里基地と共用の国営空港。既存の滑走路と並行する形で、2700メートルの滑走路が新設され、国内98番目の空港となった。
茨城県空港対策課は「プレスリリースで初めて知った。詳細を確認している段階」としている。
スカイマークでは、2月に就航した福岡―神戸便について、茨城空港開港後の4月12日から運休している。
最終更新:6月24日21時52分
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