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「谷亮子氏はほかの候補に失礼」三原氏が批判

6月24日16時55分配信 産経新聞

 参院選で自民党比例代表から立候補した女優の三原じゅん子氏(45)は24日午後、東京・池袋のJR池袋駅前で第一声を上げた。2年前に子宮頸(けい)がんを患ったことに触れ、「女性の健康と命を守るために待っていられなかった。体験者の私にしかできないことをやり遂げたい」と訴えた。

 自民党の“看板”といえる三原氏は午前中、東京選挙区から出馬した別の2人の候補の応援演説を優先させた。ショッキングピンクのTシャツに白いパンツ姿で第一声に立った三原氏は、子宮頸がんの予防ワチン普及と自ら介護施設を運営する経験から介護ヘルパーの職場環境充実を掲げた上で「がん体験者と介護の現場の生の声を国政に届けさせていただきたい」と支援を呼び掛けた。

 聴衆からは「じゅん子頑張れー」との声援も飛び、駅前で有権者に握手を始めると、あっという間に携帯電話のカメラで撮影しようとする人たちに取り囲まれた。演説を聞いた埼玉県川越市の会社員女性(38)は「タレントというイメージを持っていたが、実際、話を聞くと感じが違う。私も子宮の病気を患ったので、女性として心強い」と期待を込めた。

 三原氏はあいさつの中でも「私は自民党から声を掛けられたわけではなく、『女優を辞め、すべてをかけ働かせていただきます』と自ら申し出た」と単なるタレント候補ではないと強調。次期五輪への出場を目指すと宣言した民主党比例代表候補の谷亮子氏(34)について記者から聞かれると、「死ぬ気でやっているほかの候補に失礼だ」と痛烈に批判。「私は残りの命をかけてやっている。既に芸能活動もやっていない」と語気を強めた。

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最終更新:6月24日19時56分

産経新聞

 

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