
クイックサンの
QRS-UT100Bをパソコン工房で買いました。6980円+送料630円で7610円でした。
特徴
・7000円以下で安い
・入手性が良い
・B-CASカード同梱で便利
・BonDriver_HDP2を使うとコピーガード無しの録画が出来る(TS抜きと言うらしい)
・別の外付けICカードリーダーが不要
・地上波のみ
・外付けなのでノートPCでも利用可能
・中身は
MonsterTV HDUCとほぼ同じらしい
という感じだと思います。
商品開封

こんな感じです。

B-CASカードはこんな感じで挿していって

これで完了です。

本体にコネクタを付けてテレビ線を接続可能にする感じでした。

これでテレビ線が接続可能になりました。
真ん中にPOWERという端子がありますが未使用です。USBバスパワーのみで動作OKでした。
視聴ソフトTVTestが便利

シンプルな画面で使いやすいです。チャンネル切り替えで番組タイトルが出ているのが便利です。チャンネル設定はBonDriver_HDP2.ch2、その他の設定はTVTest.iniに保存されています。レジストリは使わないようです。
録画予約はTVRockを使う

キーワード検索予約が便利でした。

番組表サーバーが起動出来ます。他PCからブラウザでアクセスして予約ボタンをクリックで予約追加OKだったり予約リスト管理も出来たりかなりブラウザから操作出来るようです。http://IPアドレス:8969/インストール時に指定したユーザー名/でアクセス出来ます。外出先からもアクセス出来るようです。
設定ファイルはマイドキュメント\tvrock\内にあるようです。私はソフトと同じフォルダに変更しておきました。
レジストリのHKEY_CURRENT_USER\Software\TvRockにも設定ファイルの場所等の重要情報が保存されているようなのでOS再インストール時はバックアップしておいた方が良さそうです。
録画ファイル名は初期設定では「NHKニュース7.ts」という感じです。「20090411 NHKニュース7.ts」という感じにしたいので、@YY@MM@DD @TT@NB@sbとしておきました。
導入手順メモ
BonDriver_HDP2+TVTest+TVRockの場合の手順を書いておきます。WindowsXP SP3 32bit Professionalです。
1.まずはドライバフォルダを作成する
付属CD:\ROBRO_Origin\Driverフォルダをハードディスクにコピー(付属CDは説明書の間に挟まっています)
↓
Quixun_HDTV_N_BDA.infとQuixun_HDTV_N_BDA.sysを削除
↓
ガジマルの森からuusbdv20beta.zipをダウロード
↓
uusbdv20beta.zipを解凍して、SETUPフォルダ内のuusbd.sysをDriverフォルダ内にコピー
↓
DTV関係ツールの
HDUSアップローダから「
uusbdのinfファイル」をダウンロード
↓
解凍してuusbd.infをDriverフォルダにコピー
↓
ドライバフォルダ完成
Driverフォルダ完成図
2.必要なランタイムをインストール
Visual C++ 2005 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)
Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)
上の2つのランタイムをインストールしておきます。
それと地デジ再生のためにMpeg2を再生出来るようにしておきしょう。DVDの再生が出来たりffdshow・CCCP・K-Liteのどれかがインストールしてあるなら大丈夫だと思います。
3.TVTestの準備
TVTest等からTVTestの最新版をダウンロード(つながらないときは
DTV関係ツールの
HDUSアップローダから)
↓
解凍して普通のフリーソフトのように適当な場所に置く
↓
DTV関係ツールのHDUSアップローダから「
BonDriver_HDP2」の最新版をダウンロード(2010.03.01時点ではBonDriver_HDP2_011が最新版)
↓
解凍してBonDriver_HDP2.dllをTVTestフォルダにコピー
↓
メモ帳を起動して
[Hardware]
Products=3275:7020
上の2行をコピーしてメモ帳に貼り付けてTVTestフォルダ内に
BonDriver_HDP2.dll.iniというファイル名で保存
↓
TVTest 0.5.31以降の方のみ必要な手順
DTV関係ツールの
Friioアップローダから
EpgDataCap_Bonをダウンロードして中身の
EpgDataCap2.dllをTVTestフォルダにコピー
TVTestの設定の「EpgDataCap2.dllのパス」をEpgDataCap2.dllにする
↓
TVTest準備完了
TVTestフォルダの完成図
0.5.31以降の方はEpgDataCap.dllでは無くEpgDataCap2.dllです。
4.QRS-UT100Bを接続
B-CASカードとテレビ線を接続しておく
↓
PCとUSBケーブルで接続
↓

みたいな画面が出てくるので、「一覧または特定の場所からインストールする」にチェックで次へ
↓
次の場所を含めるにチェックして、1.で作成したDriverフォルダを指定する。「リムーバブルメディアを検索」はチェックを外す。
↓
次へを押せばインストール完了(デジタル署名とかそういうのが出てきたら続行を押す)
↓
後2回くらい同じ事を繰り返す。計3個ドライバインストールした事になる
↓
接続完了
5.TVTestを起動
TVTest.exeを起動
↓

カードリーダーは「なし(スクランブル解除しない)」にする(QRS-UT100Bの場合)。デコーダやレンダラはデフォルトのままでOK。録画先フォルダの指定も出来ます。
↓

と出るので「はい」を押す
↓

スキャン開始を押せばチャンネルが検出されていきます
↓
完了
これで地デジの視聴と録画が出来るようになりました。
TVRockのメモ
TVTest等からRecTestの最新版をダウンロード(つながらない時は
DTV関係ツールの
HDUSアップローダから)
↓
解凍した中身のRecTest.exe等をTVTest.exeと同じ場所に置く
↓
RecTestとTVTestはチャンネル設定以外は設定が別なので、RecTest.exeを起動してカードリーダーなしやBonDriver_HDP2.dll指定などの設定をしておく。
↓
TVTestやRecTestは終了しておく
↓
TVTest等からTvRockOnTVTest (チャンネル切替修正版)の最新版をダウンロード(つながらない時は
DTV関係ツールの
PT1アップローダから)
↓
解凍してTvRockOnTVTest.iniとTvRockOnTVTest.tvtpの2つのファイルをTVTestフォルダ内のPluginsフォルダにコピー
↓
TvRockなページからTVRockの最新版をダウンロード
↓
解凍して普通のフリーソフトのように適当な場所に置く
↓
DTune.batでインストール開始
↓
1チューナー
↓
視聴・録画アプリケーションがあるフォルダ
TVTest.exeがあるフォルダを指定
実行アプリ名(視聴用)
TVTest.exe
オプション
/d BonDriver_HDP2.dll /DID A
実行アプリ名(録画用)
RecTest.exe
オプション
/min /tvrock /d BonDriver_HDP2.dll /DID A
録画フォルダ変更したい方は変更しておく
↓
チャンネル設定をする。地域を選んで設定する。
↓
番組情報取得画面になる
↓
番組取得中はTVTestが起動する。「NHK総合選曲中」とか出るとTVTestの方もNHK総合に変わっていく。
↓
20分とかかかるのでひたすら待つ
↓
番組表の設定が出るので適当にユーザー名を入れておく。番組表のURLに使われます。
↓
完了

タスクトレイTVRockアイコン右クリック→設定→視聴録画デフォルトを録画のみにしておく。こうしないと録画時にTVTestが起動してテレビが再生されてしまいます。録画開始時間も30秒から0秒に変更しておきました。

インテリジェントからキーワード検索や番組情報取得が出来ます。

番組情報取得に失敗して再度手動でという時は番組情報取得条件を無条件取得にすると良いかもしれません。普段は私は2日以降経過にしておきました。

詳細の番組情報取得にチェックを入れると番組情報取得予約になるらしいです。どれくらいの頻度にすれば分からなかったのでとりあえず週2回くらいにしておきました。夜中の何も放送していない時間帯だと取得出来ないそうです。
TVRockの番組取得中の時に特定のチャンネルが切り替わらない時
例えば「フジテレビ選局中」と出た時はちゃんと切り替わるのに「NHK総合選局中」と出た時は変わらないという場合はチャンネル設定が間違っています。

TVTestの設定のチャンネルスキャンを見ます。番号という数字に13を足した物をTVRockのチャンネル設定で設定して下さい。この例の東海テレビだとTVRockではチャンネル番号21と設定します。
おすすめです。
QRS-UT100Bは安いですしUSB外付け地デジチューナーが欲しい人にはおすすめです。
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