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達成校から(1006)

達成校目次

過去の学校訪問へ

★ 800万点達成校を訪ねました!


福島県南相馬市立原町第一小学校
児童会とPTAが協力して大きな成果

★ 500万点達成校を訪ねました!


千葉県松戸市立和名ケ谷小学校
毎月回収、仕分けは自宅、集計は学校で作業

静岡県富士宮市立大富士小学校
ウオールポケット使い児童が1次仕分け

★ 400万点達成校を訪ねました!


埼玉県春日部市立八木崎小学校
児童会も協力、PTAは毎月仕分け・集計作業

さいたま市立島小学校
ほぼ毎月、収集・集計・発送しスピード達成

岐阜県大垣市立南小学校
少数精鋭のPTA4人が活動の核

★ 300万点達成校を訪ねました!


札幌市立北郷小学校
新校舎でベルマーク活動も「再スタート」

埼玉県草加市立高砂小学校
仕分け・整理は年6回、学校で午前中に作業

千葉市立蘇我小学校
年3回作業に軽減、「お手伝い」が協力

千葉県松戸市立小金北小学校
ベル預金でユニホーム新調し球技大会にアベック優勝

東京都新宿区立四谷小学校
統合した学校から引き継いだ収集箱も活躍

東京都練馬区立開進第四小学校
年2回のベルマーク週間に合わせ整理、集計

★ 200万点達成校を紹介します!


札幌市立山の手小学校
東京都江戸川区立船堀小学校

800万点達成校を訪ねました!

児童会とPTAが協力して大きな成果

福島県南相馬市立原町第一小学校
仕分け作業をするPTAベルマーク委員会の皆さん 騎馬武者が神旗の争奪を繰り広げる相馬の野馬追で知られる福島県南相馬市の原町第一小学校(高野敦夫校長、599人)が800万点を達成しました。県内では郡山第一中学校に次ぐ素晴らしい成果です。
 原町第一小学校の特徴は児童会とPTAのそれぞれベルマーク委員会が連携する活動の層が厚いことです。4年生以上の児童47人が配布した収集袋を、月初めの水曜日に回収して仕分けをします。PTAベルマーク員会(古内后代委員長、28人)は児童会の作業を引き継ぎ、児童会室で毎月第2水曜日に残った仕分けと整理、点数計算をします。財団への発送は学期ごとの7月、12月、3月の年3回です。
 牛乳パックを利用した箱に番号を付けて仕分けをしています。収集袋にはシールを張って領収した印にしています。保護者には年度初めにベルマーク一覧表と「ベルマークだより」を配布して協力をお願いしています。「ベルマークだより」は年3回配布して活動を報告しています。
800万点の感謝状をもつ古内委員長とPTAベルマーク委員会の皆さん
 地元の協力も活発で、校区内の企業、商店13カ所にベルマークとインクカートリッジの回収箱を置かせてもらい、学期ごとに近くのPTA役員が回収しています。また、市役所にお願いして校区内の自治会の回覧板で「ベルマーク収集」のお願いを呼び掛けています。校区内の企業、商店には収集協力のお礼状(手紙)も毎年、書いています。
800万点の感謝状を囲み左から高野校長、古内委員長、古田研寿教頭と永井冨美子PTA広報委員。左上の壁には学校のシンボルのけやきを詠んだ俳人・加藤楸邨の書があります=いずれも福島県南相馬市立原町第一小学校で 11月にはPTA主催の「けやきっ子まつり」が開催されますが、ベルマークまつりの屋台も開設して、ゲームをしながらベルマーク収集を楽しむ催しもあります。校庭には、シンボルである幹回りの太いけやきが5本あって、玄関近くにある木の幹近くには「根気の木」「元気の木」「本気の木」のプレートが設置されています。
 貯まったベルマーク預金から地デジ対応大型テレビ、一輪車、黒板消しクリーナーなどを購入しています。大型テレビは市役所にお願いしてキャスターを買ってもらい、各教室に移動させて授業で利用しています。
 高野校長は「学校予算が厳しくなっている現在、ベルマークによる助成システムは大きな役割になっています。また、児童会の活動としても苦労しながら収集する意義は大きいです」と話しています。

《写真上から》
・仕分け作業をするPTAベルマーク委員会の皆さん
・800万点の感謝状をもつ古内委員長とPTAベルマーク委員会の皆さん
・800万点の感謝状を囲み左から高野校長、古内委員長、古田研寿教頭と永井冨美子PTA広報委員。左上の壁には学校のシンボルのけやきを詠んだ俳人・加藤楸邨の書があります=いずれも福島県南相馬市立原町第一小学校で

500万点達成校を訪ねました!

毎月回収、仕分けは自宅、集計は学校で作業

千葉県松戸市立和名ケ谷小学校
 松戸市立和名ケ谷小学校(相磯克典校長、575人)が、ベルマーク累計500万点を達成しました。1975(昭和50)年の創立時からの取り組みの成果です。
回収用封筒作成の後、ベルマークを仕分ける厚生部のお母さんたち
 松戸市は、千葉県の北西部にあり、人口が千葉市、船橋市に次ぎ3位という街です。市立小学校も44校を数えます。和名ケ谷小学校の学区内では工場跡地などにマンションが新築され、農地だった土地に分譲住宅が造成されるなど、住人が増えています。それに伴って児童数も、毎年、1クラス分ずつ程度増加していると、梶間美江子教頭の話です。
 学校は、農地も点在する住宅地にあります。サクラをはじめ校庭には多くの植栽があり、近隣も豊かな緑であふれています。
試合会場へ出発するミニバスケットボール部の児童ら。ベルマーク預金で購入したボールを手に持っています 和名ケ谷小学校のベルマーク活動は、PTAの厚生部が担当しています。1年生から6年生までの18クラスから、1人ずつ選ばれたお母さんたちで構成されます。
 2010年度のベルマーク回収用封筒を作成する作業日、取材にうかがいました。すれ違う子どもたちが、あいさつの声をかけてくれます。
 厚生部長の宮田幸枝さんが、お仕事の都合で欠席、また新年度の厚生部員が全員、初参加のため、事情に詳しい09年度のPTA副会長で、今年度は会計監査をされている貴田夏世さんが対応してくださいました。
 4月と5月は、役員互選や年間スケジュールの話し合いなどがあり、実際の活動は6月からです。今年度は、回収日を毎月5日(土曜日、日曜日になった場合は繰り上げ)に設定、回収用封筒を、前日までに児童に配布します。6月の初回のみ、「ベルマーク回収について」と題した案内状を保護者に配り、協力を呼びかけます。7月以降は、PTA運営委員会だよりで、周知を図ります。
 保護者は、毎回、回収封筒に何枚を入れたかを記入、子どもに持たせます。集まった封筒は、クラス担任の先生が取りまとめ、厚生部員のお子さんに託します。また、インクカートリッジはPTA会議室前、職員室前に箱を置き、回収しています。学区内にあるスーパーには、ベルマーク回収箱を置かせてもらっています。
廊下につりさげられた時計も、ベルマーク預金で購入しました=写真はいずれも千葉県松戸市の和名ケ谷小学校で 自宅で厚生部員はマークを切りそろえ、10枚単位にまとめ、協賛会社ごとに仕分けます。回収を休む8月を除いて、3月までの毎月、この作業を繰り返します。
 7月と12月、そして2月の3回、厚生部会が学校PTA会議室で開かれます。各部員は、その日までに処理を終えた分を持参、学校全体分をまとめ、集計します。ベルマーク教育助成財団への送票は厚生部長が行います。
 PTAには執行役員のほか、広報や校外渉外など5つの部門がありますが、学校に集まる回数が少ない厚生部員は希望者が多いそうで、じゃんけんで決められることもあるそうです。
 ベルマーク預金では、各廊下につり下げる時計、とびなわ練習台、ソフトバレーボールなどを購入してきました。備品を受けたミニバスケットボール部では、6月3日、松戸市小学校球技大会で見事、初優勝を果たしました。サッカー部とのダブル優勝です。

≪写真上から≫
・回収用封筒作成の後、ベルマークを仕分ける厚生部のお母さんたち
・試合会場へ出発するミニバスケットボール部の児童ら。ベルマーク預金で購入したボールを手に持っています
・廊下につりさげられた時計も、ベルマーク預金で購入しました=写真はいずれも千葉県松戸市の和名ケ谷小学校で

500万点達成校を訪ねました!

ウオールポケット使い児童が1次仕分け

静岡県富士宮市立大富士小学校
 静岡県富士宮市立大富士小学校(井出祐子校長、1076人)が送り続けたベルマークの累計点数が、運動参加27年で500万点を突破しました。県内で24番目、伊豆岳南地域では4番目の大台到達です。
各教室に配られたウオールポケット 大富士小は、1950(昭和25)年に独立するまでは低学年の児童が通う分校、分教場でした。しかし、市域の拡大、宅地開発の進行によって校区の人口が急増、現在は市内に21校ある小学校で2番目に児童数の多い大規模校となりました。子どもたちは、雄大な富士山のふもとで元気よく勉強、運動に励んでいます。昨年度と今年度は、県の研究指定校として外国語活動に力を入れています。
ウオールポケットからPTA作業室の整理棚に、子どもたちが番号別にベルマークを入れます 同小のベルマーク週間は隔月の第2週です。子どもたちに回収袋を渡し、家庭で集めたベルマークを持ってきてもらいます。地域の協力もあり、使用済みカートリッジを届けてくれる卒業生の親もいます。
 従来は、これを未整理のまま児童会のリサイクル委員(5、6年生、20人)がひとまとめにしてPTA作業室に運んでいました。PTA側の負担が結構大きかったのですが、今年から子どもたちが各教室で1次仕分けをしてくれるようになりました。
 PTAでベルマーク活動の中心を担っている母親委員会ベルマークボランティア(佐藤富士江リーダー、7人)が、ベルマーク番号別に仕切ったウオールポケットを各教室に配ったのです。ウオールポケットは百円均一の店で見つけ、各教室に3枚ずつ配りました。1枚は02~25番、1枚は26~64番、1枚は65~98番のベルマークを番号別に入れるようにしています。枚数がたくさん集まる07番キユーピーと36番成田食品は3マス分の大きなポケットにしました。
仕分け、集計を作業協力の呼びかけに応じたPTA会員が行います=いずれも静岡県富士宮市の大富士小学校で 子どもたちは、家から持ってきたベルマークを自分で番号別のポケットに入れます。1人ずつなら枚数が多くないので、難しくありません。1年生の分はリサイクル委員が手伝いますが、あとは自分たちで1次仕分けをしてしまいます。ベルマークの入ったウオールポケットをPTA作業室に運び、室内に置いてある番号別の整理棚に移すまでを子どもたちが受け持つので、PTA側の負担は大幅に軽減されました。
 仕分け・集計の作業日が決まったら、携帯の一斉メールでPTAの全会員に連絡し、協力を求めています。以前は50人ほどが参加してくれていましたが、子どもたちが1次仕分けを手伝ってくれるようになってから、少人数でこなせるようになり、今年度の最初の活動業日に集まったのは10余人でした。

《写真上から》
・各教室に配られたウオールポケット
・ウオールポケットからPTA作業室の整理棚に、子どもたちが番号別にベルマークを入れます
・仕分け、集計を作業協力の呼びかけに応じたPTA会員が行います=いずれも静岡県富士宮市の大富士小学校で

400万点達成校を訪ねました!

児童会も協力、PTAは毎月仕分け・集計作業

埼玉県春日部市立八木崎小学校
400万点の感謝状を持つ伊藤留美・前PTA会長と、鈴木幸子・教養委員会前副委員長(左)、大山和子同副委員長 埼玉県春日部市立八木崎小学校(鈴木光二校長、814人)が1972年のベルマーク参加以来、累計400万点を達成しました。
 活動を支えているのはPTA教養委員会(25人)で、児童会福祉委員会の児童が手伝ってくれます。児童が家庭から収集袋に入れたベルマークを持ちより各教室に設置された収集箱にいれます。福祉委員会の児童は集まったベルマークを毎月、PTA会議室に運んでくれます。教養委員会のPTAは毎月、PTA会議室に集まって、企業別の仕分け、整理をします。作業が終わらない場合は「宿題」として、家庭に持ち帰って整理をします。「お母さんも宿題がある」と言って、親子で整理をする家族もいます。
 財団への発送は9月と3月ごろの年2回です。収集の協力を呼び掛ける「ベルマークだより」は5月と3月の年2回発行します。新規参加や中止した企業、商品などのお知らせをしますが、3月は年間集計分の報告もします。
 集まったベルマーク預金でこれまでミニサッカーボール、踏み切り板などを購入。昨年度は新型インフルエンザ対策として5リットル入り消毒液3本を緊急に買いました。「遊具など学校に残らない物を買ったのは初めてです」と伊藤留美・前PTA会長は話します。
ベルマークの整理作業をする今年度のPTA教養委員会の皆さん=いずれも埼玉県春日部市立八木崎小学校で 教養委員会ではベルマーク活動のほか、公民館と共催の家庭教育学級事業として「教養講座」の開催や、給食の試食会なども実施しています。児童会の福祉委員は特別老人ホームのお年寄りたちに手作りプレゼントの作成などの活動もしています。
 地元・春日部市は押し絵羽子板が特産品で、6年生は卒業制作のひとつとして春日部羽子板組合の協力で羽子板の制作に取り組んでいます。在校生は卒業生が作った羽子板を使って1月下旬に羽根つき大会を開いています。

《写真上から》
・400万点の感謝状を持つ伊藤留美・前PTA会長と、鈴木幸子・教養委員会前副委員長(左)、大山和子同副委員長
・ベルマークの整理作業をする今年度のPTA教養委員会の皆さん=いずれも埼玉県春日部市立八木崎小学校で

400万点達成校を訪ねました!

ほぼ毎月、収集・集計・発送しスピード達成

さいたま市立島小学校
収集袋には各月の収集日の日付が入っています さいたま市立島小学校(近秀明校長、875人)は市の北部、見沼区の住宅地にあります。1977(昭和52)年の創立直後に参加したベルマークの累積点数が400万点を超えました。33年間での大台達成は、かなりのスピードです。
 ベルマーク活動の中心はPTAの総務委員会(山下理恵委員長)です。委員は各クラス一人ずつ、25人います。この学校では、マークの収集から財団への発送までの作業を、年度初めの4、5月と夏休みの8月を除く各月に行っています。
財団からの感謝状を手にするPTA総務委員長の山下理恵さんと副委員長の菅野優子さん(左)、杉山亜希子さん(右)、後列はPTA副会長の山崎弘美さん(左)と中澤貴子さん 5月に、その年度の収集と作業を同日にする日をすべて決め、日付を刷った紙を子どもたち一人ひとりの収集袋に張ります。収集日に子どもたちがマークを入れた収集袋を持ち寄ると、PTA会議室に集まった委員が、2時間ほどかけて仕分け、集計し、その都度財団に送ります。近くのスーパー2店に回収箱を置かせてもらっていて、かなりたくさん集まるそうです。年6回、B4サイズのベルマーク通信を発行し、協力を呼びかけ、集計点数を保護者に知らせています。
 その年度にたまったポイントは、学校と相談して毎年使っています。昨年度は、黒板拭きクリーナーと逆上がり補助器、ストップウオッチを買いました。
 この学校には、異学年が交流する「しましまなかよしデー」があります。1年と6年、2年と4年、3年と5年が4人ずつ8人で1グループをつくり、毎月1回、テーマを決めて交流します。5月は顔合わせの「よろしくの会」、6月は「ペアでなかよくなろう」、そして11月に校舎の外でいっしょに昼食を食べ、遊ぶ「なかよしランチ」、12月は「クリーン活動」で校内の落ち葉拾いをします。
全家庭に配られている「島小安心プレート」=いずれもさいたま市立島小学校で PTA活動も活発で、昨年「島小安心プレート」を作りました。プラスチック製で、「島小PTA」の文字と校章のツユクサがあしらわれています。全家庭に配り、車のダッシュボードに置いたり、自転車の前に付けたり、家の門や扉に下げたりなど、さまざまな使われ方をしています。
 PTA副会長の山崎弘美さんによると、「防犯パトロール」だといろいろ決まりがありますが、「特にきまりはなく、困ったときのシェルターになれば」という心積もりだそうです。島小PTAはみんなで子どもたちを見守っているんだよ、というしるしの意味合いでもあるようです。

≪写真上から≫
・収集袋には各月の収集日の日付が入っています
・財団からの感謝状を手にするPTA総務委員長の山下理恵さんと副委員長の菅野優子さん(左)、杉山亜希子さん(右)、後列はPTA副会長の山崎弘美さん(左)と中澤貴子さん
・全家庭に配られている「島小安心プレート」=いずれもさいたま市立島小学校で

400万点達成校を訪ねました!

少数精鋭のPTA4人が活動の核

岐阜県大垣市立南小学校
普段は総務委員4人で仕分け・集計をしています 岐阜県大垣市立南小学校(子安喜久子校長、390人)のベルマーク送票点数の累計が、県内12番目、大垣市内では6番目に400万点の大台に到達しました。
 ベルマーク活動の核になっているのは、PTA総務委員会(古家智代委員長、4人)です。一般会員の協力も受けながら、少数精鋭で仕分けや集計作業をこなしています。
 同小は、原則として毎月1日がベルマークの回収日で、子どもたちは家庭で集めたベルマークを回収袋に入れて登校します。回収袋には持参したベルマークの点数と使用済みカートリッジの点数を記入するようになっており、保護者の印が必要です。
 持ってきたベルマークは、各学級にある番号別ボックスに子どもたちが自分で投入します。牛乳パックを半分に切った容器で、前は1リットル入りを使っていましたが、底が深く取り出しにくいため、小さめの500ミリリットル入りに変更しました。
 PTAに届けられたベルマークの仕分け、集計は、原則として毎月第2木曜に開かれるPTA実行委員会の後に、総務委員の4人が行います。子どもたちが大まかに仕分けしてくれているので、作業は順調です。年に2回の授業参観の日には、一般の保護者にも手伝ってもらいます。
ベルマーク教育助成財団からの感謝状を囲む古家総務委員長(前列右から2人目)や河村会長(後列右)らPTAの関係者=いずれも岐阜県大垣市の南小学校で
 ベルマークの収集は、校区内のスーパー2カ所に回収箱を置かせてもらうなど、地域の人たちにも協力を仰いでいます。
 ベルマーク預金は、ある程度の金額がまとまったところでお買い物をする方針で、最近では2年前に黒板消しクリーナーやシュレッダー、掛け時計、折りたたみテーブルなどを購入しました。河村豊裕PTA会長は「(お買い物をするなら)子どもたちに行き渡るようにしたい。今後は、遊具などを目標にしたい」と話していました。
 同小は市街地南部の文教地区にあり、北は市立南中学校、西は県立大垣東高校に接しています。大垣東高の先生が年に2回開く理科の実験教室に同小の5、6年生が参加するという小高の交流は、全国的にも珍しいケースです。互いの運動会に参加したり、中学校の合唱祭に小学生が参加したりと、南中とも交流を深めています。

《写真上から》
・普段は総務委員4人で仕分け・集計をしています
・ベルマーク教育助成財団からの感謝状を囲む古家総務委員長(前列右から2人目)や河村会長(後列右)らPTAの関係者=いずれも岐阜県大垣市の南小学校で

300万点達成校を訪ねました!

新校舎でベルマーク活動も「再スタート」

札幌市立北郷小学校
 札幌駅からJRで2駅、白石駅に近い白石区の住宅地にある札幌市立北郷小学校(加藤正幸校長、765人)が、1966(昭和41)年にベルマーク参加以来の累積点数を300万点に乗せました。
財団からの感謝状を手にするPTA担当の後藤奈津子教諭と加藤正幸校長(右)、川端宏治教頭(左)
 活動の中心はPTAの総務委員会です。PTA担当の後藤奈津子先生に説明してもらいました。委員は各クラス一人ずつ25人います。各教室にいつも収集箱が置いてあって、子どもたちが随時、家から持ってきたマークを入れます。学校に近い生鮮市場にも収集箱を置かせてもらっていて、じきに箱いっぱいになるほど協力してもらっているそうです。
各教室には廊下側に仕切りがなく、廊下(右)との間に広いオープンスペースがあります 仕分けから発送までの作業は年3回、7、10、2月に行います。手分けして7月は1、6年の10月は3、4年の2月は2、5年の委員が受け持ちます。その月の担当学年のお母さんたちが応援に加わり、総勢50~60人で作業します。
 前日に委員が収集箱を回収し、協賛会社ごとに分類して準備します。当日は、多目的室で作業します。広いうえ、廊下からガラス越しに中がよく見えるため、子どもたちにも作業を見せてベルマークに関心を高めてもらおう、というねらいもあります。作業は2時間ほどで終え、その後委員が残って1時間ほどでまとめ、財団に発送します。
太陽光発電の状況を示すモニター 昨年、30万点を使ってピンスポットライトを買いました。3年前には水泳学習用のビート板を買っています。
 同校は3年ほど前、校舎新築のためプレハブの仮校舎に移転しました。引越しの混乱もあってベル活動はほぼ休眠状態でした。昨春、新校舎ができて、総務委員会は「目的意識を持って、前向きに」を掲げ、収集箱を手作りして「再スタート」したそうです。その1年後の大台達成で、活動にさらにはずみがつきそうです。
市児童会館(手前)と校舎がひとつの建物の中にあります=いずれも札幌市立北郷小学校で 新校舎には、さまざまな工夫が施されています。教室は廊下側に仕切りがなく、さらに廊下との間に幅3メートルほどの共通スペースがあります。複数クラスでの授業や、学年集会などがそこでできます。屋上には太陽光発電のパネルが並び、その時々の発電状況が、廊下に面したモニターで見られます。
 さらに、市の北郷児童会館が校舎と併設されています。道ひとつ隔ててあった児童会館も古くなっていたため、この際同時に、とひとつ建物にまとめたのだそうです。毎日放課後、100人ほどの子どもたちが、校舎と隔てるガラスのドアを開けて移ってくるそうです。

≪写真上から≫
・財団からの感謝状を手にするPTA担当の後藤奈津子教諭と加藤正幸校長(右)、川端宏治教頭(左)
・各教室には廊下側に仕切りがなく、廊下(右)との間に広いオープンスペースがあります
・太陽光発電の状況を示すモニター
・市児童会館(手前)と校舎がひとつの建物の中にあります=いずれも札幌市立北郷小学校で

300万点達成校を訪ねました!

仕分け・整理は年6回、学校で午前中に作業

埼玉県草加市立高砂小学校
 埼玉県草加市立高砂小学校(中村文夫校長、1021人)が1963年のベルマーク活動に参加以来、300万点を達成しました。
 活動を支えているのはPTAの生活環境部(沼尾由美部長、95人)です。ベルマークの仕分け、整理は年6回で、各教室に設置したベルマーク箱に児童が入れたベルマークを作業日の3日前、担任が回収し、職員室の回収箱の中に入れます。
感謝状を持つ沼尾部長。右が秋元和枝副部長と昨年度の吉澤真奈美ベルマーク責任者
 作業は広いマルチルームで午前中に行います。生活環境部所属の保護者が多いため、「ベルマークの周り5ミリを残して切り、番号別に分ける」などの作業内容のチラシを配布しています。財団への発送は年1回で、毎年2月に行います。
 6月には「ベルマーク収集にご協力を」のチラシを作成して、各家庭に配布しています。1月には「ベルマーク点数交換についての報告」も出しています。貯まった点数で昨年度は、8段の跳び箱や、校庭で使うソフトコーンのセットなどを購入しました。
 生活環境部の保護者たちはベルマーク活動のほか、3学期には給食で使用する白衣を回収して補修をします。また、各学年の不要になった体操着を回収して、学校公開日に希望者に無償で提供する作業にも取り組んでいます。
仕分け、整理の作業に使う番号別の箱と生活環境部の皆さん=いずれも埼玉県草加市立高砂小学校で


≪写真上から≫
・感謝状を持つ沼尾部長。右が秋元和枝副部長と昨年度の吉澤真奈美ベルマーク責任者
・仕分け、整理の作業に使う番号別の箱と生活環境部の皆さん=いずれも埼玉県草加市立高砂小学校で

300万点達成校を訪ねました!

年3回作業に軽減、「お手伝い」が協力

千葉市立蘇我小学校
家庭科室で、マークの仕分け作業に当たるベルマーク係と、「お手伝い」のお母さんたち 千葉市立蘇我小学校(藤田雅臣校長)が、1962(昭和37)年からの取り組みで、ベルマーク累計点数300万点を突破しました。
 活動の主体は、PTA文化委員会のベルマーク係です。取り組みを、文化委員長の森綾子さんと、前年度文化委員長で顧問の西庄(にっしょう)清美さんにうかがいました。
 文化委員会は、1学年から2人ずつ選出された12人と、学級数の多い学年からのプラスアルファ、4人を加えた16人の全員お母さんたちで構成されます。このうち10人がベルマーク係に、5人がPTA研修旅行係に配属となっています。
 ベルマーク係の活動日は、09年度から年3回になりました。08年度までは年4回の活動でしたが、少しでも負担を軽く、と見直されました。今年度は6月、9月、1月に決まりました。
 それぞれ活動日の1週間前、マーク回収封筒を、児童を通じて全家庭へ配布します。この時、協力を呼びかけるベルマーク便りも添付します。集まった封筒は担任の先生に取りまとめをお願いし、職員室に置いた箱に収納してもらいます。
 活動当日、家庭科室、理科室、図工室など、空き教室に集まります。ベルマーク係のほか、「お手伝い」と呼ぶ一般PTAのお母さん方が参加、マークを協賛会社ごとに仕分ける作業に当ります。マークを切りそろえて提出してもらっているため、ハサミはほとんど使用しません。
感謝状を手にする文化委員長の森綾子さんと、ベルマーク係の皆さん。前列左から2人目が顧問の西庄さん。右は藤田雅臣校長
 蘇我小学校のPTA活動は、全員参加を目指しています。非PTA役員・委員の一般保護者は1年間に1度、PTA各種委員会を手伝うことが約束です。この方々を「お手伝い」と言っています。
 ベルマーク仕分け作業には2010年度、121人が登録してくれました。活動は年間3回ですので、3班(1班=40~41人)に分け、応援してもらいます。午前10時に集まり、1時間30分間くらいの作業です。無理なく参加できるよう、集合時間、作業時間を設定しました。
 ベルマーク作業は次に、協賛会社ごとのマークの点数集計に移ります。これは自宅で行ってもらいます。ベルマーク係と、在宅での応援を希望の「お手伝い」で当ります。登録された30人を、やはり3班に分け、お願いします。集計締め切りは、1週間後としています。
 こうしてまとめられたベルマークは、9月と2月に教育助成財団へ送票されます。
 インクカートリッジは、作業日のつど、集まった数量が多ければすぐメーカーへ送り、少なければ2回分をまとめて送付しています。
 森さんは、「勤めを休んでお手伝いくださる方も多いので、少しでも負担を軽くする方法はないものか、いろいろ悩んでいます」と話されていました。
 ところで、1873(明治6)年創立の蘇我小学校は、JR京葉線の蘇我駅から徒歩で約5分の住宅地にあります。駅前再開発事業が進む一方、宅地造成も行われ、人口が増加している地域です。現在、28学級に879人が学んでいる蘇我小学校も、2011年春には25人から30人くらい増えることが予想されるとの話です。
 蘇我小学校の特色に集団登校があります。学区内に25カ所の集合場所を指定、朝7時30分に集まります。6年生の班長が引率、8時までに登校します。藤田校長は、「黄色い帽子をかぶっての登校風景は、さながら川沿いに咲く菜の花のようです。なにより、毎朝、異学年交流が図られ、高学年にはリーダー性が養われます」と、話していました。

≪写真上から≫
・家庭科室で、マークの仕分け作業に当たるベルマーク係と、「お手伝い」のお母さんたち
・感謝状を手にする文化委員長の森綾子さんと、ベルマーク係の皆さん。前列左から2人目が顧問の西庄さん。右は藤田雅臣校長
・藤田校長が「川沿いに咲く菜の花のよう」と評する、集団登校の児童たち(蘇我小学校提供)=いずれも千葉市中央区の蘇我小学校で

300万点達成校を訪ねました!

ベル預金でユニホーム新調し球技大会にアベック優勝

千葉県松戸市立小金北小学校
PTA体育厚生部のお母さんたちによる各家庭に配る資料などの準備作業 千葉県松戸市立小金北小学校(永井眞理子校長、589人)はJR常磐線北小金駅の北西約1キロの住宅地にあって、近くにアジサイで知られる本土寺があります。1968(昭和43)年の創立直後にベルマークに参加して以来の累積点数が300万点に達しました。
 同校のベルマーク活動はPTAの体育厚生部(丸田慶子部長)と、ベルマーク集計係のお母さんたちが支えています。体育厚生部員は6年を除く各クラス一人ずつ計16人います。ベルマーク集計係は各クラスに3人ずついます。丸田さんによると、お母さんたちの中にベルマークファンがかなりいて、集計係の希望者はいつも多いそうです。
 マークを集め、集計して財団に送る作業は年2回、6月と1月に行っています。子どもたちにベルマーク封筒を配り、3日間の回収日の間に学校に持ってきてもらいます。まず、学年別に集計します。各学年の副学級長を中心に、財団からの感謝状を手にするPTA体育厚生部長の丸田慶子さんと服部剛久教頭ベルマーク係が2週間ほどの間の都合のいい日に学校のPTA室に集まり、午前中2時間ほどかけて集計します。全学年の集計がすんだところで体育厚生部員が集まり、全体の集計をして財団に送ります。
 学区内の中学校やスーパー、老人ホーム計11ヵ所にベル箱を置かせてもらっていて、とくに老人ホームからたくさん届くそうです。
 去年、ベルマーク預金にPTA会費を一部足して、サッカーとミニバスケットの選手のユニホームを新調しました。そして、市内の小学校44校が参加する球技大会で、両種目にみごと優勝しました。快挙には、ユニホーム効果も少なからずあったようです。
子どもたちに人気の冒険山=いずれも松戸市立小金北小で この学校の自慢のひとつが、校庭にある「冒険山」です。校庭の一角が校舎の3階とほぼ同じ高さの斜面になっていて、そこを利用して滑り台や綱渡りなどの遊具をそろえています。人気の遊具には、始業前にこどもたちの列ができるそうです。服部剛久教頭は「私は20年ほど前にもこの学校に勤務していましたが、そのころからありました。市内では本校にしかありません」と話していました。
 もうひとつの自慢は、正面玄関の前に並ぶ二つの大きな石碑です。ひとつは1979年度に県教育功労賞団体賞など3賞を受賞した記念碑で、もうひとつは昭和から平成にかけて5年連続で県良い歯の学校表彰を受けた記念碑です。

≪写真上から≫
・PTA体育厚生部のお母さんたちによる各家庭に配る資料などの準備作業
・財団からの感謝状を手にするPTA体育厚生部長の丸田慶子さんと服部剛久教頭
・子どもたちに人気の冒険山=いずれも松戸市立小金北小で

300万点達成校を訪ねました!

統合した学校から引き継いだ収集箱も活躍

東京都新宿区立四谷小学校
 2007(平成19)年4月開校の東京都新宿区立四谷小学校(飯田孝一校長)が、300万点達成校に仲間入りしました。
 開校4年目で300万点――は、前身の学校の取り組みを引き継いでの成果です。
感謝状を持つ学級代表委員会委員長の梅田悦子さん、その左隣にPTA会長の青木喜夫さんと役員の方々
 四谷小学校は、3つの学校が統合され、生まれました。1875(明治8)年創立の四谷第一小学校、1904年開校の四谷第三小学校、そして1907創立の四谷第四小学校です。3校とも、1958(昭和33)年ごろ、児童数のピークがありましたが、その後は少子化などの影響で減少してゆきました。
・ソーラーパネルも設置されている屋上から、中庭をのぞく 2002年、四谷第一小は、新宿区の区立小学校適正配置化を受けて閉校、子どもたちは四谷第三小へ移りました。そして、四谷第四小と統合され、新校誕生に至りました。いま、全学年13クラスに、423人が通っています。ちなみに、新宿区教育委員会によりますと、昭和30年代には36校あった区立小学校は統廃合され、現在は29校となっています。
 ベルマーク活動は、四谷第四小学校ベルマーク実行委員会から引き継がれています。取り組むのは学級代表委員会です。7つあるPTA委員会の一つです。各クラス一人ずつ選ばれた保護者13人で構成されています。学級代表委員会委員長の梅田悦子さん、学級代表委員ベルマーク担当の斎藤温美(はるみ)さん、PTA会計の須崎美佐子さんが取材に応じてくださいました。
 年度初め、「ベルマーク運動のお知らせ」、全児童分の回収袋をそれぞれ作成、保護者に配布します。各クラスには、ペットボトル利用の回収箱が置かれ、年中、いつでも入れていいようにしています。また、登校口の一角には、四谷第四小学校で使われていた児童お手製のベルマーク収集箱が置かれ、こちらでも回収しています。
 集まったベルマークは昨年度まで、年1回、1月に回収、協賛会社ごとに仕分け、マークをきりそろえ、10枚単位にまとめ、集計という作業をしてきました。学級代表委員のほか、やはり各クラスから1人が選ばれたサポーター13人と、ボランティアが加わっての作業です。
 この作業を今年度からは、年3回に改めることにしました。マークの数が増えてきたためです。各学期ごとにある保護者会の終了後、30分程度の作業時間を見込んでいます。
「マークがどのくらい入っているかしら」。登校口の一角に置かれたベルマーク収集箱を子どもたちがのぞきこみます=写真はいずれも東京都新宿区の四谷小学校で 新しい学校だけに施設は充実しています。中庭を持った4階建ての校舎は採光にすぐれ、明るい校内です。教室には情報通信ネットワークが設備され、どの教室からでもインターネット利用が可能です。体育館も校内2階に設けられています。屋上には25mプール(夏季のみ)のほか、芝生庭園があり、小さな規模ですがソーラーパネルと風力発電機が取り付けられています。校庭は広さは不足しているものの、人工芝が全面に敷きつめられています。
 こうした恵まれた環境にあるため、ベルマーク預金で設備品を購入する必要は当面、なさそうです。このため学級代表委員会では、海外の開発途上国への援助を検討しているとの、お話です。

≪写真上から≫
・感謝状を持つ学級代表委員会委員長の梅田悦子さん、その左隣にPTA会長の青木喜夫さんと役員の方々
・ソーラーパネルも設置されている屋上から、中庭をのぞく
・「マークがどのくらい入っているかしら」。登校口の一角に置かれたベルマーク収集箱を子どもたちがのぞきこみます=写真はいずれも東京都新宿区の四谷小学校で

300万点達成校を訪ねました!

年2回のベルマーク週間に合わせ整理、集計

東京都練馬区立開進第四小学校
財団からの300万点の感謝状を持つ御堂委員長。山内朝子学級代表委員(右)と林順子学級代表委員 東京都練馬区の開進第四小学校(中村隆校長、562人)が、1963年のベルマーク運動参加以来、300万点を達成しました。
 運動を支えているのはPTAの学級代表委員(御堂智美委員長、34人)。ベルマークの収集、整理は6月と2月の年2回。この月にベルマーク週間を設けて、家庭で集めたベルマークを専用封筒に入れてクラス担任に提出してもらいます。封筒は6年間使用します。
 各クラス2名の学級代表委員は担任からクラス分を回収して、1週間かけて家庭で番号別に分類します。その後、全学級代表委員が学校に集まって、全てのベルマークを番号別にまとめて集計作業などをしています。発送などは御堂委員長や副委員長が担当します。
 収集へのお願いをする「ベルマークだより」は年3回出しています。ベルマーク週間の前に「汚れが目立つベルマークは裏面をふき取って提出」など注意事項を記入して配布します。3月には年間集計結果などをお知らせします。
 地域の協力としては学校近くの商店にベルマークボックスを置かせてもらい、児童が卒業した家庭などが集めたベルマークを入れるのに利用しています。たまった点数でPTA用折りたたみテーブル4台、ストラックアウトボードなどを購入して役立てています。
たまった点数で購入した折りたたみテーブルで作業をする学級代表委員の皆さん=いずれも東京都練馬区立開進第四小学校で 学級代表委員はベルマーク活動のほか、運動会など学校行事の手伝いもしています。8月の校庭で行われる「葉かげのつどい」はPTA、地元自治会、消防団など地域ぐるみで子どもたちと楽しむ行事で、学級代表委員は出店などを手伝います。つどいの最後ではキャンプファイアーがたかれ、花火が打ち上げられます。

≪写真上から≫
・財団からの300万点の感謝状を持つ御堂委員長。山内朝子学級代表委員(右)と林順子学級代表委員
・たまった点数で購入した折りたたみテーブルで作業をする学級代表委員の皆さん=いずれも東京都練馬区立開進第四小学校で

200万点達成校を訪ねました!

札幌市立山の手小学校
 陶山義典校長、513人。琴似発寒川や三角山など自然豊かな札幌市西区の住宅地にあり、開校して44年と比較的新しい学校です。校木ナナカマドから名付けた10月に開催されるPTA主催の「山小ななかまどまつり」は、全クラスが参加して模擬店やゲームなどをする参加型のイベントとして定着しています。ベルマーク運動には1967年に参加、PTA事務局7人とクラスのベルマーク係約50人が中心です。各教室に回収箱があり、仕分けは年2~4回、集計は2回で、ベルマーク係が担当。年1回の送票は事務局が行います。ななかまどまつりでは、リングプルと共にベルマークが入場料になっているお店もあります。また地域のスーパー、郵便局2か所に収集箱を置かせてもらっています。

200万点達成校を訪ねました!

東京都江戸皮区立船堀小学校
 田中浩二校長、759人。地下鉄都営新宿線船堀駅近くの住宅街にある創立して122年の歴史ある学校。全学年が一緒にする遠足や、宿泊体験をするセカンドスクール、それに10月、PTAが主催する船小まつりなど独自の取り組みが盛んです。ベルマーク運動に参加して48年、活動はPTA成人委員会22人に、役員以外のPTA会員のおたすけ隊年間延べ90人が応援します。校舎内には回収ボックスがあり、1週間ある学校公開時には受付に置かれます。仕分け、集計は各学期2回、発送は1回で、成人委員がおたすけ隊の協力で作業します。これまでにアルミ製ひな壇や一輪車、児童用体脂肪計などを購入しています。

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ベルマーク教育助成財団 tel:03-3572-4937