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「日にち薬

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担当 杉田道秋

愛知県音羽町 立信寺住職

自分の子供や孫が自分より早く死ぬ。それを逆縁と言います。

お釈迦様のお示し下された愛別離苦と言う苦しみの中で、
逆縁くらい切なく、辛いものはありません。  

世の中には、そうした逆縁に泣いている人、苦しんでいる人は大勢おられます。

そして、どんな悲しみや苦しみも、決していつまでも続くことはないのであります。
いつかは、必ず終わる時がやってまいります。

物事はすべて移り変わる。仏教ではこれを「無常」と言います。
「常」が「無い」と言うのが無常。同じ状態は続かないということであり、
仏教の根本思想であります。  

花が咲けば実がなる。そして、その実が土に落ちて芽が出る。
苗木はやがて大きな樹になって、また花を咲かせます。

世の中は絶えず移り変わっているのです。  
どんなに厳しい冬でもやがて春が来るように、
どんなに暗い夜でもやがて朝がくるように、

悲しみや苦しみには終わりがあるのです。
だからこそ、私たちは生きて行けるのです。  


京都には「日にち薬」と言う言葉があります。  
どんな悲しみや苦しみでも、時間と月日が忘れさせ、癒してくれる。
それを「日にち薬」と言いうのであります。


担当は杉田でした。


合掌 十念





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