最新ニュースはNHKニューストップへ
※ すべての機能を利用するには、JavaScriptを有効にしてください。

感染防止 取り組み強化を確認

6月23日 19時11分

家畜の伝染病、口てい疫の問題に関連して山田農林水産大臣は、大臣に就任してから初めて宮崎県の現地の対策本部を訪れ、東国原知事との会談で感染拡大の防止に向け取り組みを強化することを確認しました。

山田農林水産大臣は23日午後、宮崎県庁を訪れ、口てい疫の現地の対策本部で東国原知事と会談しました。この中で東国原知事は「ここ数日の大雨の中、感染の拡大を防ぐために現場はたいへんな思いで処分を進めている。県や市町村など総力戦で対策を進めている」と述べました。これに対して山田大臣は「なんとか家畜の処分を進めて感染の拡大を防がないといけない。国も支援するので頑張ってほしい」と述べ、口てい疫の感染拡大の防止に向け取り組みを強化することを確認しました。山田大臣は宮崎県庁で行った会見で、記者団が口てい疫の感染の拡大は止まったとみているのかと質問したのに対して「まだ、いつどこで口てい疫のウイルスの感染が飛び火するか、わからない厳しい状況だ」と述べました。