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獣医師36人 宮崎に派遣へ

6月24日 16時41分

口てい疫への対応が続いている宮崎県で、家畜の処分に当たる獣医師が不足しているとして、全国14の大学から獣医師36人が現地に派遣され、感染の拡大防止に当たることになりました。

これは、農林水産省からの要請を受けて文部科学省が獣医学部などを持つ全国14の大学に協力を求め、36人の獣医師の派遣が決まったものです。口てい疫が発生している宮崎県では、感染の拡大を防ぐため家畜の処分が進められていますが、24日午前の段階でおよそ3万2000頭の処分が残っていて、現地では作業を急いでいます。しかし、家畜の処分に当たる獣医師の数が不足しているということで、派遣される36人は、来月1日まで現地に滞在し、ワクチンを接種された牛や豚の処分を担当します。また、感染の疑いのある牛が見つかった都城市などで各農場を回り、感染が広がっていないか確認する作業なども行い、感染の拡大防止に当たるということです。