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口蹄疫:副農相「終息に向かっている」 作業進展を評価

 宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題で、現地対策本部の篠原孝副農相は23日、「終息に向かっている」という認識を初めて示した。これまで「予断を許さない」などと慎重な発言だったが18日以降、新たな発症や感染疑いの確認がなく、殺処分と埋却作業が進んでいることが背景。県庁で記者団の質問に答えた。

 県内でこれまで殺処分対象となった家畜は27万6049頭。作業が終わっていないのは3万7842頭(21日現在)で、進ちょく率は86.3%。感染または疑い例の約20万頭は20日までの終了を目指していたが、降雨で遅れていた。天候が回復すれば「あと2、3日で終わる」(篠原副農相)という。

 24日には農水省で3回目の疫学調査チームの検討会議が予定されており、篠原副農相は「どこでどう感染したのかをきちんと解明し、後々に備えることを重視している」と述べた。【石田宗久】

毎日新聞 2010年6月23日 12時02分(最終更新 6月23日 12時24分)

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