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不正輸出などの拠点「ヤード」を一斉捜索
通称「ヤード」と呼ばれる、自動車の解体や産業廃棄物の処理を行う作業場が、盗難車の不正輸出などの拠点になっている疑いがあるとして、全国の警察は22日、一斉に家宅捜索や立ち入り検査を行った。
警察庁によると、「ヤード」と呼ばれる作業場は全国に1400か所あるということだが、人目につきにくい郊外で外国人が経営しているケースが多く、鉄板やコンテナに囲まれて内部が見えない造りになっている。中には外国人の窃盗グループが盗んだ自動車や部品を解体したり、密輸の拠点になったりする所もあるとみられている。このため、全国の警察は440か所のヤードについて一斉に立ち入り検査や捜索を行い、不法滞在の疑いでイラン人ら外国人7人を逮捕した。
警察は違法なヤードの実態解明を進める方針。
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