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北にピアノ不正輸出、中国の経由先「合法」
ぜいたく品にあたるとして北朝鮮への輸出が禁止されているピアノを中国を経由して不正に輸出したとして、広島市の貿易会社が家宅捜索を受け、経由先の中国の会社が取材に応じ、「中国では合法だ」と主張した。
今年4月に家宅捜索を受けた広島市の貿易会社「サプライダー・トレーディング」は、去年、ピアノ34台とイス(計197万円相当)を中国の会社を経由して北朝鮮に不正に輸出した疑いが持たれている。経由先となったのは北朝鮮系の貿易会社で、取材に対し、北朝鮮にピアノを送ったことを認めた上で「中国では合法だ」と主張した。
北朝鮮への不正輸出で経由先となった中国の会社を規制するのは難しく、日本の警察当局は不正輸出を防ぐため国内での摘発を強化する方針。
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