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野球賭博、数十万円が動いた事案も

 定例会見で取材に応じる(左から)特別調査委の望月弁護士、八角親方、陸奥親方、特別調査委の伊藤滋氏、山口弘典氏=両国国技館(撮影・開出 牧)
 定例会見で取材に応じる(左から)特別調査委の望月弁護士、八角親方、陸奥親方、特別調査委の伊藤滋氏、山口弘典氏=両国国技館(撮影・開出 牧)

 大相撲の賭博問題解明へ向けて22日から聴取を開始した特別調査委員会が23日、両国国技館で報告会見を行った。22日に調査した野球賭博に関与したとされる5人の中には、反社会的勢力とは関係なく、仲間内で1、2万円の賭け事があった事例が報告された。一方、数十万円の賭け金が動いた事案もあり、こちらは何らかの胴元が介在しているようだが、反社会的勢力と関係があるかどうかは不明という。調査は1人につき弁護士2人が2時間の聴取を行う方式で実施され、この日は7人を調査した。

 7月3日には上申した力士について、名古屋場所出場の可否を判断する中間報告を出すが、これは最終処分ではないとした。伊藤滋座長は「これが始まりで3、4年はかかる」と、腰を据えて取り組む考えを示した。

(2010年6月23日)





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