「ＳＨＩＷＡＫＥ２０１０」蓮舫氏が深紅ののぼり立て第一声

参院選が公示され、東京・新橋駅前で街頭演説する蓮舫行政刷新相

　昨年夏の政権交代後初の本格的国政選挙となる第２２回参院選が２４日公示され、選挙区２５０人、比例代表１８７人の計４３７人が立候補を届け出た。民主党政権９か月の評価と、菅直人首相のかじ取りに有権者の審判が下される。与野党が７月１１日の投開票に向け過半数を懸けた攻防を展開する。

　東京選挙区（改選数５）から再選を目指し立候補した行政刷新担当相の蓮舫氏（４２）は、東京・ＪＲ新橋駅前広場で第一声。おなじみの襟の立った白いスーツ姿で「仕分け人として多くを明らかにしてきた。政治の透明化、税金の情報公開を進めていきたい」と訴えた。

　周囲に「ＳＨＩＷＡＫＥ２０１０」と書いた深紅ののぼり十数本を立て、政権交代のシンボルともいわれた事業仕分けでの実績をアピール。仕分け作業で公益法人の幹部らを追及した際と同じように、身ぶり手ぶりを交えて熱弁を振るった。

　通り掛かったサラリーマンらが足を止め、携帯電話で写真を撮ったり、汗をふいたりしながら演説に聞き入った。「次は問題となった事業をどうやって直していくか。秋には特別会計を対象にした３回目の事業仕分けがある。いかがですか」と呼び掛けると、聴衆から喝采を浴びた。

（2010年6月24日13時50分  スポーツ報知）

（ ）

（ ）

ソーシャルブックマークに登録