西京銀行(周南市)の次期頭取に内定している平岡英雄専務は22日、日経平均株価が1万4千〜1万5千円になったタイミングで株式上場する方針を明らかにした。西京銀の株価が、1999年の増資時の発行額である1株440円を超えるのを条件とした。中国新聞の取材に答えた。
平岡専務は上場の目的を「株主に喜んでもらうこと」と説明し「地域の顧客が持つ当行の株式が自由に売買できるようになる。株価という数値で、当行の安定度も測ることが容易になる」とした。
西京銀は2003年、株式上場に備えた専門部署を設け、既に準備作業を終えている。「1度作った資料の更新が必要だが、時間はかからない」とし「市況が改善すれば、1年以内にでも上場できる」と強調した。
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